基礎化学品事業部門

化成品事業部・基礎化学品第一事業部・ライフサイエンス部
エネルギー資源・環境事業部

メタノール等の製造から資源開発まで。
「天然ガス」を最大限に活用。

天然ガスの資源開発に始まり、メタノール、アンモニア、その誘導体である有機化学品類等、幅広い事業を展開しています。海外では、メタノールにおいて積極的に合弁事業・販売事業の展開を進める一方、国内では、メチルアミンやMMA ダウンストリームの強化等に加え、ライフサイエンスの新規開発・拡販を進めています。

ハイパフォーマンスプロダクツ事業部・基礎化学品第二事業部・企画開発部

独自の技術を駆使して、
オリジナリティの高い製品を提供。

当社独自の超強酸技術を駆使した、オリジナリティの高い製品の提供に注力しています。メタキシレン誘導体を中心とする特殊化学品においては、製品ラインナップや技術サービスの充実によって一層の差異化を図ると共に、新規事業の開拓や海外拠点の拡充にも取り組み、事業基盤のさらなる強化を目指します。汎用化学品では、事業を取り巻く環境の変化に対応しながら、当事業部門の製品チェーンを支える安定した基盤を提供していきます。
新製品の開発においては次代のニーズを見据えるとともに、特許戦略の強化を進め、独自技術を核とした長期成長路線を築いていきます。また主管するグループ会社と技術力・営業力を結合し、より差異化された製品を迅速かつ効率的に創出していきます。

化成品事業部

地球環境に優しいエネルギーとして注目を集めている天然ガスを原料として、メタノールやさまざまな誘導品を独自技術により生み出しています。
当社の主要製品であるメタノールは、環境にやさしいエネルギー用途や、将来普及が見込まれる水素キャリアとして世界から期待されています。

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化成品事業部
TEL:03-3283-4771 FAX:03-3287-0837

ハイパフォーマンスプロダクツ事業部・企画開発部

主な製品群であるメタキシレンジアミンは塗料・接着剤の原料として、自動車部品や食品包装の原料として高く評価されているMXナイロンは、食品を酸化から防ぐ酸素ガスバリア性樹脂として、世界各国に広く受け入れられています。
また芳香族アルデヒド類は香料や農薬の原料として利用されています。

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ハイパフォーマンスプロダクツ事業部
TEL:03-3283-4800 FAX:03-3214-0938

企画開発部
TEL:03-3283-4804 FAX:03-3214-0938

基礎化学品第一事業部

メタクリル酸メチルの製造においては、硫安を副生しない独自技術による製造を行うなど、製造過程においての環境対策も積極的に取り組んでいます。
これら誘導品を用いた製品群の用途は、プラスチック、塗料、合成繊維、接着剤、人工皮革、医農薬などの原料として、人々の暮らしを支えています。

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基礎化学品第一事業部
TEL:03-3283-4788 FAX:03-3214-0930

基礎化学品第二事業部

当社独自の超強酸触媒技術を用いて、キシレン異性体の生産とその誘導品を扱っています。扱う製品は、繊維や合成樹脂、塗料などの原料や添加剤など暮らしや産業に欠かせないものばかりです。
当社の超強酸触媒によるキシレン分離技術は大変にユニークなもので、石油精製工程で得られる混合キシレンをメタキシレン、パラキシレン、オルソキシレンおよびエチルベンゼンに効率よく分離するものです。この技術により効率よく得られたキシレン異性体は三菱ガス化学グループを含めて誘導品展開されています。オルソキシレンからは不飽和ポリエステルや塗料、可塑剤の原料である無水フタル酸へ、メタキシレンからはPET樹脂の副原料などに需要の拡大が続いている高純度イソフタル酸の他、独自の製造技術を用いてその誘導体を製造しています。
ホルマリンの主用途は合板や集成材の製造に用いられるフェノール樹脂接着剤です。合板は、住宅や建築物の床や壁、家具など幅広く用いられ、まさに日常生活に密着した基礎資材です。当社はホルマリンの国内最大供給メーカーとして目に見えないところでわたしたちの生活を支えています。
ポリオール類は粉体塗料用ポリエステル樹脂や水性塗料用ポリエステル樹脂といった溶剤フリーの製品に使用されています。ポリオール類は環境負荷に配慮された社会の実現に貢献しています。

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基礎化学品第二事業部
TEL:03-3283-4808 FAX:03-3214-0930

エネルギー資源・環境事業部

当社は、わが国で初めて、新潟県の地下に豊富に存在する天然ガスを原料とするメタノール(1952年)とアンモニア(1957年)の合成に成功しました。
それ以来、エネルギー資源・環境事業部は約60 年にわたって、当社単独の天然ガス開発事業と並行して他の資源開発会社と共同で原油、天然ガスの探鉱開発を実施してきました。さらには親和性のある地熱開発やLNG火力発電事業、二酸化炭素の地下貯留(CCS)の事業検討にも参画しています。
新潟県においては当社の新潟工場への供給等のための天然ガス・原油の探鉱開発、水溶性天然ガスの採取時に汲み上げる地下水からのヨードの分離事業、さらには二酸化炭素の地下貯留を主眼に置いたカーボンニュートラル関連事業の検討を行っています。秋田県および岩手県においては地熱発電事業を行っており、福島県のLNG火力発電事業や北海道のバイオマス発電事業にも参画するなど電力事業も推進しています。

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エネルギー資源・環境事業部
TEL:03-3283-5146 / FAX:03-3283-5159

ライフサイエンス部

高付加価値分野での事業拡大を目指して2016年に設置したライフサイエンス部では、「健康食品素材の開発」と「抗体医薬の受託製造」の大きく2つのテーマに取り組んでいます。
健康食品素材ではビタミン様物質「ピロロキノリンキノン(PQQ)」が主力であり、米国で健康食品素材として承認されサプリメント向けで販売実績が上がっているほか、2018年には欧州委員会から新規食品として承認を獲得しました。また抗体医薬の受託製造事業では2016年に抗がん剤やバイオ後続品で実績のある日本化薬と合弁会社カルティベクスを設立し、抗体医薬品の受託製造事業を開始しました。

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ライフサイエンス部
TEL:03-3283-4893 FAX:03-3214-0930