シアネートモノマー「CYTESTER®」

CYTESTER®はトリアジン環を形成して硬化するシアネートモノマー(熱硬化性樹脂)です。モノマーは加工性に優れ、硬化物は高いガラス転移温度と低い熱膨張性を有します。

CYTESTER®の構造と硬化反応機構

  • モノマー(硬化前)の特長
    • 低溶融粘度
    • 優れた溶剤溶解性
    • 他樹脂と相溶、変性可
  • 樹脂(硬化物)の特長
    • 高耐熱性
    • 低熱膨張率
    • 低誘電率/低誘電正接
    • 電気絶縁性

用途

  • 電気電子材料
  • 構造材料
  • 各種熱硬化性樹脂の変性剤として

基本物性

  単位 CYTESTER®
TA
TA-500
(開発品)
TA-1500
(開発品)
P-201
(開発品)
(比較)
エポキシ
樹脂*¹
特徴   標準品 TA予備重合品 常温液状
モノマー溶融粘度(40℃) mPa.s 固体 粘稠液体 固体 35 -
モノマー溶融粘度(80℃) 8 8150 71300 10 -
ガラス転移温度
(Tg)*²
315 320 319 280 150

熱膨張係数α1*³

ppm/℃ 53 52 53 62 72
最大曲げ強度*4 MPa 139 129 122 159 126
曲げ弾性率*4 GPa 2.9 2.9 2.7 3.2 2.8
  • *1  主剤:DGEBF、硬化剤:Me-HHPA(等モル)硬化促進剤:DMP-30
  • *2  DMA法による
  • *3  ASTM D696
  • *4  ASTM D790

硬化条件:150℃/3h+180℃/5h+250℃/3h (TA, TA-500, TA-1500, P-201)
100℃/1h+150℃/3h(エポキシ樹脂)

これらのデータは代表値であり、保証値ではありません。

製品に関するお問い合わせ

基礎化学品事業部門 有機化学品事業部
第一営業グループ TEL:03-3283-4777 / FAX:03-3214-0930