研究開発体制

研究開発拠点と研究分野

図:部門と研究開発拠点。部門と研究開発拠点との関係を示す。

研究統括部に属する3つの研究所をはじめ、各工場には研究技術部等があります。

研究所では競争優位の事業の強化、既存製品・技術をベースとした新規製品開発および中長期視点から今後の有望分野における新たなコア事業の創出を目指した研究開発を主な目的としています。研究技術部等では、製造技術の改良や応用研究を行っています。

研究統括部

研究推進グループは全社的なR&Dの推進に加え、研究開発活動に係るDXも推進します。
次世代戦略グループは、MGCの進むべき事業領域の選定と事業化構想の提案を行うとともに、MGC全体を俯瞰した探索活動を統括します。新規事業開発グループは新規製品群の製品化までの推進を指揮します。統括管理グループは研究活動全般のバックオフィス機能を担います。

知的基盤センター

特許グループは知的財産に関する戦略策定、推進を行います。技術情報グループはIPランドスケープの推進および技術調査の集約を担います。分析グループは新たな分析評価方法を構築するとともに信頼性の高い分析を実施しています。

研究開発データ

三菱ガス化学が今後も「独自技術に立脚した特色と存在感のある優良化学企業」としてますます発展していくために、研究開発に力を入れています。研究開発従業員数(連結)は約1,050人(総従業員数の約10%)で、2022年度は、売上の約3%の研究開発費を投じています。

研究開発(連結)(単位:億円)
年度 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
売上高 5,344 5,295 5,935 5,564 6,359 6,489 6,133 5,957 7,056 7,812
研究開発費 161 168 189 192 189 186 196 199 210 235
売上高に対する
研究開発費の割合(%)
3.0 3.2 3.2 3.5 3.0 2.9 3.2 3.3 2.9 3.0
研究開発費の推移(連結)
グラフ:研究開発費の推移(連結)。年度ごとに研究開発費を棒グラフで、売上高に対する研究開発費の割合を折れ線グラフで示しています。