品質保持に革命をもたらした
脱酸素剤 エージレス®

世界シェア
No.1
食の長期を保存を可能にした
脱炭素剤の開発から半世紀
食品も、医薬品も、「もの」が劣化する原因の一つは酸化です。長持ちさせるにはどうすればよいか――ここに着目したことが、世紀の大発明につながりました。脱酸素剤エージレス®は酸素を吸収することで「もの」の品質を長期間維持します。
01酸素を吸収するヒミツ
エージレス®の主成分は鉄。鉄粉を素早く酸化させることで酸素を除去し、「もの」が酸化するのを未然に防いでいるのが、1977年に誕生した脱酸素剤、エージレス®です。

02もしもエージレス®がなかったら…
もしもエージレス®がなかったら、餅にはすぐにカビが生え、お菓子の賞味期限は長くて3日、加工食品の塩分糖分濃度は高くなり、ワカメやとろろこんぶは茶色に変色。半生めんや冷蔵ピザ、パックご飯は存在せず、コンビニで目にするスイーツや惣菜も今よりずっと少ない事でしょう。エージレス®が誕生したことで、おいしく新鮮な食品を手軽に楽しむことが当たり前になったのです。また、食品保存期間の長期化により、廃棄される食品の量も大幅に減少しました。エージレス®はフードロスを削減することで、世界の食事情の改善に貢献していきます。

03日常生活から人々の健康、文化財まですべてを守る
「もの」を酸化させないことがエージレス®の使命。顧客のニーズに応えながら形や大きさを変え、さらにエージレス®が組み込まれたフィルムや容器など、利用用途に合わせて今では約600種類をラインナップ。その目的も、食品保存にとどまらず、薬の効能維持や金属・電子部品の保護、さらには文化財保存にまで拡大しています。キトラ古墳(奈良県・明日香村)の壁画修復の際も脱酸素剤※がカビの増殖防止に役立っているのです。
- ※RPシステム。エージレスの応用製品で、文化財用の脱酸素剤。

番外編名前が表すその効果文化財まですべてを守る
脱酸素剤エージレス®はその名を英語に直せば、製品の意図は明らかです。「エージレス®」→ 「AGELESS」→「AGE+LESS」→「不老」です。食品などを酸素から守り、その品質を維持する、実は製品の利用目的をそのまま表した名前なのです。
