MGCグループ環境貢献製品

当社グループのユニークな独自技術等により、社会の環境負荷低減に貢献する価値ある事業・製品を「MGCグループ環境貢献製品」として認定しています。このたび、「MGCグループ環境貢献製品」のブランド名を「Sharebeing(シェアビーイング)」と命名し、2024年5月より下に示すロゴマークを制定し、製品を展開していいます。

ロゴ画像:Sharebeing

「環境貢献項目」に関わる詳細は「Sharebeing」についてをご覧ください。

か行

製品・技術名 特徴 環境貢献項目
picture: 化学発泡剤
  • 軽量かつ断熱性、吸音、振動吸収などに優れた発泡素材を形成
  • 省エネ、省資源に貢献
  • 地球温暖化防止・緩和(7.a)
picture: 環境循環型メタノール合成技術(メタノール合成触媒)
  • CO2や廃棄物など多様な原料からのメタノール合成プロセスと触媒
  • GHG排出量削減
  • 循環型社会、脱炭素社会の実現
  • 地球温暖化防止・緩和(7.a)
picture: 環境循環型メタノール CarbopathTM
  • CO2や廃棄物など多様な原料から製造
  • GHGの排出量を削減
  • 循環型社会、脱炭素社会の実現
picture: 空調設備洗浄剤「デスライム」
  • 空調設備の水回りの洗浄剤
  • 付着したバイオフィルムを除去
  • 空調設備の熱効率改善、省エネルギー
  • 地球温暖化防止・緩和(7.a)
picture: クリーン燃料「ジメチルエーテル」
  • 毒性なし、オゾン層破壊せず。フロン代替で噴射剤等に利用
  • 可燃性高圧ガス、LPG同様シリンダーで運搬可能
  • 環境循環型メタノール由来のrDMEの利用で、LPGの非化石化に貢献
picture: 高性能ポリアミド樹脂「レニー」
  • 高強度と剛性を有したエンジニアリングプラスチック
  • コンパウンドのフィラーにリサイクルガラスファイバーを活用
  • 自動車軽量化でGHG排出量削減
  • 省資源(3.b)
  • 地球温暖化防止・緩和(7.a)
picture: 高バリア性樹脂「MXナイロン」
  • 酸素や炭酸ガスへの優れたガスバリア性
  • 食品包装フィルム、PETボトルに使用
  • 軽量化、賞味期限延長

た行

製品・技術名 特徴 環境貢献項目
picture: 脱酸素剤「エージレス®」
  • 密閉空間内を脱酸素状態に保ち、食品のカビや酸化を抑える
  • 出来立ての美味しさをキープし、賞味期限延長により食品ロス削減にも貢献
  • 資源循環(4.a)
picture: 地熱発電
  • 地下の蒸気を使った再生可能エネルギー
  • 季節、天候によらず、安定的な発電
  • 再生可能エネルギー(1.a)
picture: 塗料硬化剤「MXDA」
  • 塗料や接着剤の原料
  • 風力ブレードの補強・補修に使用
  • 水系・無溶剤塗料への適用でVOC低減
  • 高いCO2吸収能で、ダイレクトエアキャプチャーに使用
  • 再生可能エネルギー(1.b)
  • 大気環境保全(5.a)
  • 地球温暖化防止・緩和(7.b)
  • ISCC PLUS認証

な行

製品・技術名 特徴 環境貢献項目
picture: 熱硬化性樹脂「CBZ」
  • 炭素繊維強化プラスチック
  • 薄膜化による省資源
  • 自動車軽量化でGHG排出量削減
  • 地球温暖化防止・緩和(7.a)

は行

製品・技術名 特徴 環境貢献項目
picture: バイオプラスチック「BIOMUP」
  • 植物由来原料を使用したプラスチック
  • 化石資源を節約
  • 生物多様性(8.d)
picture: バイオベースポリアミド樹脂「LEXTER®」
  • バイオマス原料を使用したポリアミド樹脂
  • 資源の持続的使用に貢献
  • 車両部材の軽量化
  • 生物多様性(8.d)
picture: 漂白剤「過酸化水素」
  • 漂白剤や酸化剤として利用
  • 分解して水と酸素に
  • 大気環境保全(5.a)
  • 水環境保全(6.a)
picture: フィラーネックプロテクター(東洋化学)
  • バンパーリサイクルポリプロピレン(BRPP)を使用した製品
  • 廃車や交換したバンパーを材料に活用
  • 資源節約、リサイクル
  • 省資源(3.b)
picture: 変性PPE樹脂「ユピエース」
  • 電気特性、耐熱性、寸法安定性に優れたエンジニアリングプラスチック
  • コンパウンドのフィラーにリサイクルガラスファイバーを活用
  • 自動車軽量化でGHG排出量削減
  • 省資源(3.b)
  • 地球温暖化防止・緩和(7.a)
picture: ポリアセタール樹脂「ユピタール」
  • 強度、弾性率、靭性に優れたエンジニアリングプラスチック
  • 製造技術最適化でホルムアルデヒド発生量低減
  • 自動車軽量化でGHG排出量削減
  • 水環境保全(6.a)
  • 地球温暖化防止・緩和(7.a)
picture: ポリカーボネート樹脂「ユーピロン」
  • 透明性、耐衝撃性、耐熱性に優れたエンジニアリングプラスチック
  • 自動車軽量化でGHG排出量削減
  • CO2を原料にした中間体製造技術確立

「Sharebeing」の由来

「Sharebeing」の由来は、「Share:分かち合う」+「Being:存在(実在)」で、当社グループのミッション「社会と分かち合える価値の創造」のもとで、「社会的価値と経済的価値の両立」をより明確にステークホルダーへ指し示し、「Sharebeing:社会と分かち合える製品」を提供するという想いを込めています。

またロゴマークは、地球を包むような形状で「製品を通して地球環境を支える」姿勢をイメージし、多様な色が混じった円弧で「多様な製品群」や「より良い環境に変えていくこと」を表現しています。

認定プロセス

事業部門、グループ会社主管部門は、自部門の事業・製品について、Sharebeing認定基準に基づいて事務局(CSR・IR部サステナビリティ推進室)へ申請します。申請案件は下記プロセスにより審査を行い、認定可否を判断します。なお、認定は製品・サービスの用途別に行っています。これは、同じ事業・製品であっても、各々の用途によりライフサイクル全体で環境に与える影響が異なるためです。

申請事業部門
グループ会社主管部門

審査Sharebeing認定基準に申請事業・製品が合致しているかを経営企画部、環境安全品質保証部、生産技術部が審査します。

認定サステナビリティ推進委員会審議・認定

認定基準・環境貢献項目

1 再生可能エネルギー

環境貢献項目 考えられる例・評価のヒント
a再生可能エネルギーの開発
  • 太陽光、風力、地熱、バイオマス等による発電などの再生可能エネルギーそのものの開発
b再生可能エネルギーの生産に寄与する製品または技術
  • 再生可能エネルギーの生産のために必須となる原材料、機器である製品や技術
c再生可能エネルギーの利用を促進する製品または技術
  • 製造・加工時における再生可能エネルギーの使用比率が高い製品
  • 再生可能エネルギーを利用するために必須となる原材料や機器となる製品や技術

2 省エネルギー

環境貢献項目 考えられる例・評価のヒント
a消費するエネルギー(燃料・熱・電気)を少なくできる製品または技術
  • 軽量化、小型化などにより、流通時の使用エネルギーを削減している製品
  • 軽量化、小型化、高性能化などにより、従来製品に比べて川下製品の使用エネルギー削減に貢献する製品
b製造時に使用するエネルギーを大幅に削減した製品または技術
  • 製造・加工の低温化やプロセス短縮などにより、同一性能の製品に比べ製造・加工時の使用エネルギーを削減している製品や技術

3 省資源

環境貢献項目 考えられる例・評価のヒント
a消費する資源(原材料)を少なくできる製品または技術
  • 小型化やリサイクル原材料の使用などにより、同一性能の製品に比べ原材料使用量を削減している製品
  • 小型化、高性能化などにより、川下製品の使用原材料削減に貢献する製品
bリサイクル原材料を使用している製品または技術
  • リサイクル原材料の使用量比率が高い製品または技術
  • 使用後の製品を回収したリサイクル原材料を使用している製品や技術

4 資源循環

環境貢献項目 考えられる例・評価のヒント
a廃棄物の発生量を減らすことができる製品または技術
  • 製品の歩留まり向上や包装の簡略化等によって廃棄物発生量を削減している製品や技術
  • 精製などのリフレッシュ操作により再使用できる製品
b使用後のマテリアルリサイクル率を高めることができる製品または技術
  • 製品の純品化、易分別化などによりマテリアルリサイクルを促進している製品や技術

5 大気環境保全

環境貢献項目 考えられる例・評価のヒント
a大気中に排出する有害物質の量または有害性を少なくできる製品または技術
  • 原材料中の有害化学物質を、有害性の低い物質に置き換えた、または使用しないようにした製品や技術
  • 有害化学物質使用量削減などにより、製造・使用・廃棄時の大気中への排出量を低減している製品や技術

6 水環境保全

環境貢献項目 考えられる例・評価のヒント
a水域、土壌、または地下水中に排出する有害物質の量または有害性を少なくできる製品または技術
  • 原材料中の有害化学物質を、有害性の低い物質に置き換えた、または使用しないようにした製品や技術
  • 有害化学物質使用量削減などにより、製造・使用・廃棄時の水域への放出量を低減している製品や技術
b水使用量、または排水量を少なくできる製品または技術
  • 製造・加工時の水使用量、または排水量を削減した製品や技術
  • 川下分野における水使用量、または排水量の削減に貢献する製品や技術

7 地球温暖化防止・適応

環境貢献項目 考えられる例・評価のヒント
a地球温暖化ガス(GHG:CO2、CH4、N2O、HFC 等)の排出量を少なくできる製品または技術
  • 低温化、プロセス短縮などにより、同一性能の製品に比べ製造・加工時のGHG排出量を削減している製品や技術
  • 製品の軽量化、小型化やモーダルシフトなどにより、流通時のGHG排出量を削減する製品
  • 軽量化、小型化、高性能化等により、川下製品のGHG排出量削減に貢献する製品や技術
bGHGの固定化を促進することができる製品または技術
  • GHGそのものを固定化または資源化するための製品や技術
c地球温暖化に適応する製品または技術
  • 気温上昇、海面の上昇、気象の激烈化などの地球温暖化による変化に適応するための製品または技術

8 生物多様性保全・持続可能性

環境貢献項目 考えられる例・評価のヒント
a生態系バランスを良好に保つことに貢献する製品または技術
  • 生態系、生物種、遺伝子の保存や保護に貢献する製品や技術
b生態系バランスに対する負の影響を低減する製品または技術
  • 生分解性原材料や生物由来原材料などの使用率が高いことなどにより廃棄時の生態系負荷を低減する製品や技術
c環境浄化や、良好な環境を創出・維持する効果を持つ製品または技術
  • 有害化学物質を除去、または無害化する製品や技術
  • 原材料採取時に環境を破壊しない、または環境復元の対策を行なっている製品や技術
  • 大気・水域・土壌などの環境を浄化するための製品や技術
d資源や環境の持続的使用に貢献する製品または技術
  • グリーン調達した原材料の比率が高い製品
  • バイオマス原材料やエネルギーを使用する製品または技術
  • 化石系原材料を生物由来原材料などの再生可能原材料に置き換えた製品

9 認定・認証

環境貢献項目 考えられる例・評価のヒント
a環境ラベルなどの認定・認証等を受けた製品
  • RoHS指令などの化学物質規制に対応している製品
  • 環境ラベル タイプⅠ(ISO14024)の基準合格認定を受けた製品(エコマーク、グリーンプラなど)
  • 環境ラベル タイプⅡ(ISO14021)の自主基準合格の自己宣言をした製品
  • 環境ラベル タイプⅢ(ISO14025)として定量的環境情報を開示し認証を受けた製品(エコリーフなど)
  • バイオマスマーク認証を受けた生物由来資源による製品
  • カーボンフットプリントを宣言(表示)した製品
  • カーボンをオフセットした製品