メタキシレンおよびMXDAでISCC PLUS認証を取得
2024年9月5日
三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 政志、以下、当社)は、当社水島工場で生産するメタキシレンおよび、その誘導品であるメタキシレンジアミン(以下、MXDA)について、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS 認証(注1)を取得しましたのでお知らせいたします。認証取得により、当社は今後持続可能な原料をマスバランス方式(注2)によって割り当てたISCC PLUS 認証メタキシレンおよびMXDAの製造・販売が可能となります。
メタキシレンは農薬の原料として使用されるほか、当社の製品であるMXDA や高純度イソフタル酸等の原料としても使用されます。MXDA は優れた防食性、耐薬品性を持つことから塗料や接着剤の原料に使用されるほか、ガスバリヤー性に優れたMX ナイロンの原料としても使用されます。高純度イソフタル酸はPET樹脂の副原料等に使用されます。
なお、原料の調達について、ENEOS 株式会社(注3、以下、ENEOS)からマスバランス方式を活用したサステナブルな供給を受けることを検討しております。
当社は、グループミッション「社会と分かち合える価値の創造」に基づき、メタキシレン事業の環境対応の取り組みを通じて、これからも持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。
(注1)ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)が展開するISCC PLUS認証は、原材料が持続可能であることを、グローバルなサプライチェーン上で管理・担保する国際認証です。
(注2)製造工程において、持続可能な特性を持った原料(例:バイオマス由来原料)と持続可能でない原料(例:石油由来原料)を混合して製品を製造する場合に、持続可能な原料の投入量に応じて、製品の一部に持続可能性を割り当てる手法です。
(注3)当社とENEOS は合弁会社の水島パラキシレン株式会社(ENEOS: 51%、MGC: 49%)にてパラキシレンの製造をしています。
三菱ガス化学株式会社水島工場はISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠することを約束し、宣言します。 |
以 上
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