製造部 化学系
一緒に働く先輩も歴代の先輩も
自分を成長させてくれる存在
M.T.
鹿島工場 化学品製造部製造課
創造技術工学科 化学コース
創造技術工学科 化学コース
業務内容
過酸化水素水プラントの製造に関わるスタッフ班に所属。3系列ある過酸化水素水プラントの一つ、H-1プラントの主担当として、ふだんの運転条件管理や、設備改造・プロセス改善の検討・計画などに携わっている。また、環境関連の法令に対応する設備導入検討にも主担当として参画。
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Chapter01
基礎から応用へ、
化学は学問的成長が実感できる分野。昔から理科が得意だった私は、迷わず高専の化学コースに入ろうと決めていました。高専での授業は、初めは基礎的な勉強が中心でしたが、年次が上がり応用を学んでいくうちに、「基礎で学んだことが全部つながる!」と実感したのです。化学は学問的成長を感じられる分野だと認識しました。MGCを選んだのも、「少数精鋭」という環境で成長を実感できることがきっと強力なモチベーションとなり、私を奮い立たせてくれると考えたからです。少数精鋭のMGCは、
成長を実感しながら働きたいと思った。 -
Chapter02
環境関連の法令の規制対象となる
溶剤を回収するために。私が現在担当している最も大きな案件は、作動溶液タンクのベントを通じて排出されるガスから、溶剤を回収する設備の導入検討です。使用している溶剤の中に、環境関連の法令の規制対象となっているものがあるためです。排出量の削減は必須とはいえ、大掛かりな設備導入となることも事実。排出量の綿密な調査、慎重な仕様検討が欠かせません。とてもありがたかったのは、鹿島工場のどのベントからの排出が多いか、歴代の先輩たちが調査を済ませてくれていたこと。おかげで最近の排出量調査はスムーズに進み、現在は仕様検討のフェーズに。検討が終われば予算どりをして、設置へ……とゴールが見えてきました。「おいしいとこどり」とツッコまれそうですが、先輩たちの業績を工場の進化につなげる主担当として、この案件に携われたことを誇りに思っています。歴代の先輩たちの調査が、
プロジェクトを前進させてくれた。 -
Chapter03
他部署の専門家と同じ知識量で
議論できる先輩たちが目標。「スタッフ」は、製造・生産管理など製造課内の各チームはもちろん、研究技術、保全を行う工務など、あらゆる部署と連携しながら仕事を進めます。先輩スタッフの2名(9年目・6年目)は、過酸化水素水プラントに長く関わってきたスペシャリスト。会議などでは製造・研技・工務と同じ知識量をもって対等に議論しますし、製造に関わる相談はまず先輩たちのところに来ます。私が仕様検討の質問をすると、プラスアルファで制御の分野まで教えてくれるほど。一日も早く先輩たちのレベルに到達し、プラントの設備・プロセス・制御系のあらゆる分野を一人で管理できるスタッフになりたいと考えています。設備・プロセス・制御……
あらゆる分野を一人で管理するスタッフに。
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週末は愛車のフォルクスワーゲンで
行き先を決めずにドライブ。私は行き先を決めずにドライブをするのが好きで、土・日は2日間とも日帰りで出かけています。愛車はイエローのフォルクワーゲンビートル。鹿島工場に来てから購入しました。免許は地元(徳島)で取ったものの車は持っていなかったですし、学校には自転車通学。ですからドライブの楽しさを知ったのも鹿島工場に来てからです。工場の仲間を乗せてドライブした時には、アウトレットモールや水族館に寄ったりして、休日を過ごしています。