技術系
研究開発

化成品とバイオの境界に
新製品のヒントがある

杉本 淳

新潟研究所 バイオテクノロジー研究開発センター
2016年入社
生命科学研究科 分子生命科学専攻

生産性向上のため、
培養過程を再検討

MGCが長年の基礎研究の末、製造に成功した補酵素ピロロキノリンキノン(PQQ)。PQQは記憶能力や識別能力の向上など、脳機能を改善する働きがあり、多くの食品にも含まれています。それをMGCでは化学合成ではなく、微生物培養技術をもとにした発酵生産によって製造している点が特徴です。そこで私は生産性を高めるべく、培養プロセスを確立するためにジャーファーメンターを用いた培養実験や、培養した微生物を処理して製品へと変換する工程を検討しています。相手は微生物ということもあり不明なことも多いのですが、自らの実験が製造プロセス改善へとつながったときは、喜びもひとしおです。

生産性向上のため、培養過程を再検討

社を代表して
共同研究に臨んだ1年目

配属されて間もない頃、私はPQQに関する臨床試験結果の解析を担当することとなり、社外の共同研究者と一緒に仕事を進めたことがありました。入社1年目にして、社を代表して外部で仕事をするという現実に、年次にかかわらず重要な仕事ができるMGCの社風を実感。大きなモチベーションとなりました。健康食品素材は入れ替わりが激しく、常に新製品が市場に投入されます。こうした環境の中、PQQを通じた一連の微生物培養技術は、今後の新製品開発で重要な役割を担うに違いありません。共同研究で得た知見も活かしながら、私自身も新規製品の製造研究に注力したいと考えています。

社を代表して共同研究に臨んだ1年目

自社の化成品と
バイオをつなぎ、新製品を

私は学生時代、有機化学と生物学の両分野を専攻し、境界領域で研究を行っていました。そこで就職活動でも化学メーカーを志望し、バイオテクノロジーに関わりたいと考えたのです。特にMGCは研究に力を入れている企業である点にも魅力を感じました。そうした自分自身のこれまでの立ち位置や志望動機もあり、多彩な事業をつなぐような新製品を、自らの手で開発したいと思っています。現在、バイオ関連の研究は製薬業界のみならず食品業界でも盛んです。けれどもMGCであれば、自社の高度な化成品に微生物を加えて変化させることで、従来にはない高付加価値の製品を生み出すことも十分に可能です。そうやってバイオ事業を成長させ、他の事業にも波及させる。これが私の想い描く、新製品開発の理想形です。

自社の化成品とバイオをつなぎ、新製品を
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ものづくりで社会を驚かすような会社を

当初から化学関連の会社を志望していました。ものづくりで社会を驚かすような仕事をしたいと思っていたので、着目したのは高い技術でユニークな製品を作っているかどうか、そして将来を見据えバイオ事業に注力しているかどうか、の2点。MGCはそれらに合致していると同時に、選考に時間をかけてくれたので、自分に合っていると思ったのです。

学生へのメッセージ

まずは現在取り組んでいる研究を、悔いのないように仕上げてほしいと思います。そして就職活動では情報収集も大事ですが、できるだけ多くの企業の社員の方々と直接会っていろいろな話をしてみてください。その人の雰囲気や語られる内容から、きっと「ここで働きたい」と思える会社に出会えるはずです。かつての私がそうであったように。