新プラント建設にDXの推進MGCではさまざまな経験ができる


エンジニア
K.Y.
鹿島工場 工務部 電計グループ
電気電子工学専攻業務内容
特殊ポリカーボネート製造プラントにおける計装設備の保守・改善業務を主に担当。不具合が発生した際に異常かどうかを判断して対処する。設備改造をする際は、改造仕様の検討、日程調整、改造工事の実施などに携わる。現在は電気設備の保守・点検業務も行うようになっている。
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Major
field一分野の専門性を高めるより、
さまざまな分野を経験したい。大学院で制御工学を学んだ私は、就職活動では電機メーカーにアプローチしていました。ただ、一つの分野で専門性を高めるより、さまざまな分野を経験することが好きな私は、友人の勧めもあり、他の業界にも目を向けてみたのです。そこでプラントで製造を行う業界を調べてみたところ、巨大かつ多様な設備を扱っていることを知り、「これは多くのことが学べる」と一気に興味が湧きました。MGCを選んだのは「少数精鋭」を掲げていたからです。少数であれば、よりさまざまなことを経験するチャンスが広がり、プロフェッショナルになれると考えました。少数精鋭のMGCなら、さまざまな経験をするチャンスが広がる。 -
Job
Description新プラントの建設中に
判明した不具合。
対策を考え抜く。入社3年目、私は特殊ポリカーボネート製造プラントのTK-4(4号機)建設プロジェクト班の一員として、建設にジョイン。2022年9月の本格生産開始を目指しました。ところが、稼働中のTK-3をベースにTK-4の仕様検討を進めていたところ、溶融ポリカーボネート樹脂の排出口に設置され、制御盤で制御されているバルブが要求通りの動作をしないという不具合が発覚しました。メーカーから不具合の報告を受けた私は、対応を考えなければなりません。計装設備のトラブルはいくつも経験し、1年かけて善後策を捻り出したケースもあります。「なぜそうなるのか」と考え続け、別のルートから新たな信号を追加し、制御盤プログラムの改造により不具合を防ぐアイデアをメーカーに提案。「それならいけます!」という回答を得て、不具合は無事に解消されたのです。本格生産は予定通りスタート。自分自身の技術力、提案力の向上を感じました。自分の技術力、提案力の向上を実感できた。 -
To reach
the
goal工場のDXを進め、
業務の円滑化・効率化を進めたい。5年目を迎えた現在、私は計装設備から電気設備へ、主担当をスイッチする過渡期にあります。さらに、生産現場で使用される点検表をタブレット入力に切り替え、クラウド上で管理する仕組み作りも任されました。入社前に私が望んでいたように、さまざまなことを経験するチャンスが広がっています。電気設備の主担当業務に一日も早く移行することはもちろん、鹿島工場のDX化、特にIoTを用いた点検・保守業務の円滑化・効率化を進めていくことが、私の当面の目標です。また、TK-4建設の経験をもとに、将来は国内・海外のプラント建設プロジェクトに参加するチャンスをつかみたいですね。いずれは海外のプラント建設に携わることが将来の目標。
My favorite
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胸ポケットにないと不安になるほど
大切な、3色ボールペンと手帳。3色ボールペンと手帳は、仕事に優先順位をつけて進める上で欠かせません。製造課や工事業者との打ち合わせは、工事予定の現場で行うことがよくあります。その際、スケジュールや手配が必要な資材など最優先項目には「赤」、大事だけれど急ぎではない項目には「青」、それ以外の項目は「黒」と色分けをしてメモに書き込むのです。その2つをいつも制服の胸ポケットに入れているので、うっかり入れ忘れてしまったときは不安になるほど。