

工務部 電気系
想定外のトラブルも解決できる
工務のスペシャリストになる
T.H.
四日市工場 工務部工務課 電装チーム
電気電子工学科
電気電子工学科
業務内容
過酸化水素水およびクリーンELMを製造するプラントについて、電気設備の保全を担当。プラントを安全かつ継続的に操業するための保全業務を行いながら、新プラント建設プロジェクトにも参画。プロセス設計を行う研究グループと連携し、設計仕様の検討を行っている。
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Chapter01
父と兄の影響で、
工場設備の保全に興味を持っていた父と兄が化学の工場で製造に携わっていた関係で、家ではよく仕事の話を聞かされました。その影響で、工場設備の保全に興味を持っていたのです。高専の4年次に入った研究室が『非真空下での半導体への薄膜の形成』という化学寄りのテーマで研究していたので、自然と化学にも興味を持つようになりました。電気電子工学科の同級生の半数は電力会社に就職したのですが、私は化学メーカーを志望。MGCは「少数精鋭」を掲げていたので、若いうちから責任ある仕事を任される経験を積み、早くスキルアップしたいと考えました。少数精鋭のMGCで、
早期のスキルアップを目指す。 -
Chapter02
高電圧盤にヤモリが侵入し、
想定外のトラブルに私は過酸化水素水とクリーンELMのプラントの保全を担当しています。さらに電気室も担当しているのですが、最近大きなトラブルが起こりました。電気室にある高電圧盤のケーブルがショート、2プラントの生産が停止してしまったのです。上司にサポートしてもらいながら、すぐに予備の高電圧盤に電源を振り替える作業を実施しました。その後、ショートした原因を調べてみると、黒焦げになった高電圧盤から干からびたヤモリが……。どうやら通気口から侵入したヤモリが高電圧盤をまたいだ時、電気が走ってしまったようです。トラブルとしては想定外ですが、今後も起こる可能性はゼロではないので、通気口に侵入防止用の金網を設置しました。このように過去に事例のないトラブルの原因を突き止め、解決できた時は、この仕事をしていて良かったと感じます。前例のないトラブルを解決できた時の達成感は大きい。 -
Chapter03
電気〜計装〜機械と見識を広げ、
工務のスペシャリストに新人の頃、上司から「はじめの3年間は、わからないことはすべて質問・相談をするように」と言ってもらいました。おかげで初歩的なことについて気兼ねなく質問・相談ができ、さまざまな知識を吸収できたと思います。その3年間を過ぎ、一人で立ち回る場面が増えましたが、わからないことがなくなったわけではありません。四日市工場の工務課は職員同士の距離が近く、情報共有が盛んで活気のある職場なので、わからないことはすぐに確認できます。また、私たち若手も意見を発信しやすい環境です。この環境でしばらくは電気関連の経験を積み、その後は計装・機械分野にも見識を広げ、工務のスペシャリストとして総合的な観点から保全ができるようになりたいと考えています。報共有が盛んで活気があり、質問も意見もしやすい職場。
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愛車のZEPHYR400でツーリング
走りやすい琵琶湖がお気に入り2ヵ月に1回のペースで、休日はバイクのツーリングをしています。10代の頃からバイクが好きで、アルバイトでお金を貯めて125ccのバイクを買いました。今の愛車はZEPHYR(ゼファー)400。琵琶湖の周りが走りやすいのでよく行きますし、以前は瀬戸大橋を渡って四国を一周したこともあります。2021年から1年ちょっと、鹿島工場(茨城)に異動していた時も連れて行きました。またそろそろ琵琶湖に行く予定です。