事務系座談会
営業によって異なる
顧客アプローチが
MGCを強くする。
顧客アプローチが
MGCを強くする。
勤続10年の同期入社4名が、
お互いのアプローチを持ち寄り、
担当する商品・顧客の違いを超えた
「MGCの強み」を掘り下げる。
お互いのアプローチを持ち寄り、
担当する商品・顧客の違いを超えた
「MGCの強み」を掘り下げる。


MEMBER
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高橋 宏太Kouta Takahashi特殊機能材カンパニー教育学部教育学科
脱酸素剤事業部 営業グループ 大阪支店 課長代理新潟工場管理部総務グループに2年間勤務後、2010年より7年間、本社脱酸素剤事業部の営業グループにて脱酸素剤「エージレス」の販売、ユーザーフォロー、新規市場開拓などに携わる。2017年より現職。 -
松井 亮一Ryouichi Matsui天然ガス系化学品カンパニー商学部
化成品事業部 営業グループ メタノールチーム 課長代理電子材料事業部で業務および営業グループに勤務後、2009年から2年間、MGC Americaに出向。マーケティングや北米顧客の営業を経験する。帰国後、再び電子材料事業部で台湾・中国の顧客を担当し、2015年より現職。 -
古矢 哲史Satoshi Furuya三菱エンジニアリングプラスチックス(株)出向経済学部経済学科
第1事業本部 第1営業部 課長代理入社後、三菱エンジニアリングプラスチックスに出向。2008年より5年間、同社・名古屋支店に勤務し、自動車・OA向けの営業に携わる。2013年よりMGC東京テクノパーク管理センターに勤務。2015年より現職。 -
仲間 圭太Keita Nakama機能化学品カンパニー国際教養学部国際教養学科
無機化学品事業部 機能化学品グループ 課長代理芳香族化学品カンパニー管理部にて2年間勤務後、2010年から4年間、人事グループで人材開発業務に携わる。2014年より現職。
ここに集まった4名は、2008年の新卒入社。お互いに部署は一度もかぶることなく、工場、グループ会社、管理部門、海外…など、それぞれの職務経歴を築き上げてきた。現在は営業として、管理職として、第一線で活躍する彼らが本音を語る座談会である。
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製品も顧客もまったく異なる4名の営業の仕事ぶり
- 仲 間
- まず今の自分の仕事から報告し合おうか。
- 松 井
- では私から。日本に輸入されたメタノールの配送先約500社を顧客に持ち、海外のメタノール市況から国内の値動きを予想、顧客フォロー、価格交渉など、基本的には一人で動いている。
- 高 橋
- 私は脱酸素剤エージレスの営業で、1年前から関西・九州を担当。エージレスは食品分野に行き渡った感があるので、今は工業・医療の分野への提案に力を入れているところ。
- 古 矢
- 私は自動車部品メーカー向けに、MGCで製造したポリカーボネート樹脂の営業をしている。顧客も三菱エンジニアリングプラスチックス(株)(MEP)も海外拠点があるので、両方の連携を図ってMEPの売上アップを目指している。
- 仲 間
- 私は海外半導体メーカーの担当として、製造プロセスで使われる薬液の供給や品質保証を担当している。その顧客はMGC全体の品質管理体制にも厳しいから、品質保証の強化も営業の仕事になってくる。
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入社10年の中堅だからこそ任される仕事も大きい
- 仲 間
- 会社全体の品質管理体制に厳しい顧客だから、営業の私を「MGCの代表」ととらえて質問し、その場での回答を求められる。だから想定問答を周到に準備して、回答の内容は営業の上司や工場の責任者にも話を通しておく。その上で折衝に臨むんだ。
- 高 橋
- 私は工場や商品企画の責任者などキーマンまで提案するよう努めている。品質保証や製造の担当者は提案内容をすごく評価してくれるんだけど、自分の担当案件が落ち着いたら終わりで、横展開が難しいんだ。
- 松 井
- メタノールは国内市場が固まりつつある中で、販売量を落とさず利益率を上げることが営業の課題だな。完全な市況商品だから、海外市場を調べあげた上で顧客に先々の市況を説明して回り、国内市場の雰囲気を作ることが難しい。
- 古 矢
- 自動車部品メーカーは、つねに「今までにない材料」を求める。「夢みたいなこと言わないで!」という技術部門を説得して、高機能化を模索してもらうことが大変だな。入社して10年経って、任される仕事の大きさを実感している。
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それぞれのやり方で、顧客に「この人は話せる」と思わせる
- 松 井
- 日本のメタノール市場は成熟していて、既存の仕組みの中で製品は供給されていく。だからこそ、事業や自分の成長を目指すには、常に疑問を持ち、変えるべき点は変えていくことを大切にしている。
- 高 橋
- 私は顧客はもちろん各エリアの販売代理店との接点も増やしている。販売代理店は、地場の企業の経営者や部門の責任者と太いパイプがあるからね。そういう人たちと一緒にアプローチしたい。
- 古 矢
- 私は技術部門と一緒に、顧客にアプローチするようにしている。ニーズの「種」の段階で同行してもらうんだ。そのコラボレーションで、顧客の本音を引き出すことが大切だな。
- 仲 間
- 営業としては、顧客に「こいつは話せる」と思わせることが大切だよね。私が担当している顧客の場合は、最初のインパクトも大事だな。1秒と空けずに即レスする、製品だけでなく会社の管理体制まで説明する。そんなコミュニケーションを大切にしておくと、顧客のあらゆる質問や相談が自分に来るようになって、顧客との信頼関係も一層深めていけると感じている。
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つかず離れずの関係で次の10年も刺激し合う
- 古 矢
- 私は入社してすぐMEPに出向。一時期MGCの東京テクノパークにも勤務したけど、事務職の同期と絡んだことがないんだ。
- 高 橋
- MGCにいても、私のように大阪支店に籍を置いていると、東京のメンバーと頻繁に飲みに行けるという訳でもない。
- 松 井
- どの部署で働いているかは知っているけど、具体的にどんな仕事をしているか、どんな悩みを抱えているかまでは分らないし。
- 古 矢
- それでも疎遠じゃないから、面白いよね。
- 仲 間
- 入社当時に2週間泊まり込みの新人研修からスタートしたことは大きいと思う。普段は気を張って社内にいるけれど、同期と話しているときは「違うよ!」と指摘されても怖くないし、どんなことも言えてしまう。ある意味、甘えられる存在かもしれない。
- 高 橋
- 今日みたいに、苦労している点、大切にしていることを聞くと刺激になるね。
- 松 井
- 奮い立たせてくれるのは、やっぱり同期なんだよね。後輩でも先輩でもなく。つかず離れずというか。次の10年も同じで関係で行けたらいいんじゃないかな。
