事務系座談会
ジョブローテーションが
もたらす若手社員の未来、
そしてMGCの未来。
もたらす若手社員の未来、
そしてMGCの未来。
複数の部署を経験して
勤続5年を迎えた若手4名が、
ジョブローテーションでつかんだ
成長の軌跡について語る。
勤続5年を迎えた若手4名が、
ジョブローテーションでつかんだ
成長の軌跡について語る。
MEMBER
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K.S.情報システム部法学部 法律学科
IT推進グループ鹿島工場 経理グループに配属、伝票作成、原価計算、連結子会社の税務申告などを担当する。2020年7月より現部署に異動、コロナ対応で出社制限がかかる中、業務効率化に向けた電子押印システムの導入やMGCグループのセキュリティ強化などに携わる。 -
S.T.基礎化学品事業部門文学部 東洋史学専攻
エネルギー資源・環境事業部四日市工場 管理部 総務グループに配属、社員教育や労務管理、採用実務に携わる。2019年3月に同工場 財務経理部 経理グループに異動し、原価計算・固定資産管理など工場経理を経験する。2021年7月より現部署に異動し、MGC電力事業の管理に携わる。 -
H.R.総務人事部 総務グループ法学部 法律学科天然ガス系化学品カンパニー 有機化学品事業部 営業第一グループに配属、MMA(メタクリル酸メチル)の在庫調整やホルムアミドなどの海外営業を経験する。2020年7月より現部署に異動し、全社の保険管理や取締役会・株主総会の事務局業務に携わる。
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M.N.機能化学品事業部門文学部 地理学科
無機化学品事業部 基礎化学品グループ基礎化学品事業部門 基礎化学品第一事業部 営業グループに配属後、製品の生販バランス管理、輸出デリバリー、販売を経験。グループ会社に出向後は原料・製品の生販バランス管理、原料購買、総務、人事、経理、財務に従事。2022年8月より現部署にて販売、原料の生販バランス管理に携わる。
ここに集まった2018年新卒入社の4名は、ジョブローテーションによって全員複数の部署を経験してきた。MGCの人事制度が4名にどのような気づきをもたらし、どのような成長を促しているか。そしてどんな未来像を描いているか。同期ならではのフラットな雰囲気の中で、ざっくばらんに語り合ってもらった。
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一人ひとりまったく異なる部署で任されたミッションと奮闘中
- S.T.
- 顔を合わせるのは入社2年目の集合研修以来だね。まずは今の仕事について報告し合おうか。
- M.N.
- では私から。超純過酸化水素水や超純アンモニア水、多種多様な機能性薬液の営業を担当している。お客様のニーズをくみ取り、販売店様と連携して製品を提案しながら、同時に原料の生販バランスを管理するのがメインだね。
- K.S.
- 私はMGCグループの海外3社・国内2社に対して、セキュリティ強化を支援している。ハンドブックを作ったり、メール訓練をしたり……それから、電子押印システムや与信管理システム、会社支給のスマホ導入にも企画から携わった。
- H.R.
- 私はMGCがリスクカバーのために加入している各種の賠償責任保険、財物保険の管理をはじめ、取締役会の議案の確認、提案部署への資料作成の依頼などの事務局業務、それから株主総会の準備や当日の運営も担当している。
- S.T.
- 最後は私だね。今はMGCの電力事業について、電力調達を行う連結子会社(MGCエネルギー)の運営を担当している。具体的には、連結子会社の取締役会や株主総会の運営から、決算、損益管理、税金計算も任されている。
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異動を経験してみて気づくジョブローテーションの大切さ
- M.N.
- MGCのジョブローテーションについて、入社前は自分に合うか合わないか、正直ピンと来なくて……。でも今まで3つの部署で「製品の生販バランス管理」を経験して、同じ仕事でも社内外の関係者も求められる知見もガラッと変わることが分かった。すごく良い勉強ができたと思う。
- H.R.
- 今の私の業務は他部署との連携が多いので、他部署の業務を把握しているとスムーズに物事が進むことが分かってきた。だから、入社して2年ほど営業の部署を経験したことは貴重だったと思える。その意味でジョブローテーションは理想的な制度じゃないかな。
- S.T.
- 私は最初から良い制度だと捉えていた。経理と事業部、それぞれの立場を経験できているので、何故経理はこの依頼をするのか、事業部は何を求めているのかなど、相手の視点に立って考えられるようになっている。
- K.S.
- 仕事はやってみないと分からないから、元々ジョブローテーションには魅力を感じていた。セキュリティ強化やシステム導入を任されてから、新しいことをキャッチアップするのが好きな自分を発見できたのは大きな収穫だと感じている。
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これからさらに経験値を上げてそれぞれが目指す未来へ
- H.R.
- 今までそれぞれ複数の部署を経験してきたけれど、これからについてはどうかな。私はいずれ、管理部門の特定の分野でスペシャリストになりたいと考えている。それにはジョブローテーションでもっと多くの業務を経験して、「自分はこれ!」という分野の専門性を身につけたい。
- K.S.
- 専門性は大切だよね。私はまず今の部署で専門性を高めて、問題点を発見し解決するスキルを磨くことが目標。そしてそのスキルをどんな部署に異動しても応用できるようになりたい。
- S.T.
- 私は会社全体に関わるような大きなプロジェクトを指揮したいと考えている。それにはまだ経験のない営業をやって、総合的な視点を身につけたい。一方で、元々海外での仕事にも携わりたいと思って入社したので、理想は海外営業でグローバルな感覚を養うことだね。
- M.N.
- 私はS.T.さんのようにプロジェクトを引っ張るタイプではないので、プロジェクトリーダーをサポートできる存在になることが目標かな。それには社内外の関係者と一緒になって、一つのことを成し遂げる経験をもっと積みたいと考えている。
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理解者であり、相談相手であり刺激も与えてくれる、それが「同期」
- K.S.
- 今回久しぶりに話す機会を設けてみて、同期の存在をどう感じている? 私は一緒に工場配属からスタートできた同期がいて、お互いに良き理解者になれた。仕事の悩みを打ち明けあったり、休日には遊びに出かけたり。その関係はお互いに異動してからも続いていてありがたい。
- M.N.
- コロナの影響で一時期疎遠になったりもしたけれど、仕事のこと、生活のこと、いろいろ情報交換していて励みになるね。そういえば新人の頃は隣の部署にH.R.さんがいたから、気軽に相談もできた。
- H.R.
- 私も新人の頃、分からないことはM.N.さんにまず聞いていた。「あの書類出した?」とか。今はK.S.さんにPCのことを聞きに行っているし。他部署に同期がいてくれると、気兼ねなく相談や質問ができるのですごく助かる。
- S.T.
- 社内報や採用サイトで同期が登場していたりするでしょう? そういうものを見ると「よし、自分も頑張らなくては!」と思える。頑張るきっかけや刺激を与えてくれる、それが私にとっての同期だね。
- H.R.
- もしかして、本当は座談会ではなくピンで登場したかった?(笑)。
- S.T.
- いやいや!一度にたくさんの刺激をもらえたので、すごく良い機会になったよ。