温室効果ガス排出削減目標の対象範囲を三菱ガス化学グループに拡大

2022年3月30日

 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 政志)は、昨年3月に設定した「2050年カーボンニュートラル達成」の対象範囲を拡大し、改めて当社グループ(※)の目標として掲げることと致しましたのでお知らせいたします。温室効果ガス(GHG)排出削減に向けた取り組みを当社グループ一体となって進めてまいります。

 当社は「エネルギー・気候変動問題解決」や「価値創造と環境保全の調和」を経営が取り組むべき最重要課題(マテリアリティ)として掲げる中、昨年3月、当社単体としてのGHG排出削減長期目標を先行的に設定し、公表致しました。

https://www.mgc.co.jp/corporate/news/2021/210329.html

 当社グループにとって、気候変動問題への対応は国境を超えたグローバルな共通課題であり、国内外各社が一体となって取り組む必要があるとの認識から、昨年公表した当該目標(下記)を改めて当社グループとして掲げることと致します。

【三菱ガス化学グループ目標】
2030年目標:2013年度比 36%削減  
2050年目標:カーボンニュートラル達成

 三菱ガス化学グループは、エネルギーとケミストリーを融合できる特色ある企業集団です。
 当社グループは天然ガス開発および様々な化学品事業の経験と知見の蓄積に基づき、地熱発電などの再生可能エネルギー事業のほか、将来のCCUS(CO2の貯蔵/利用)の実用化に向けた環境循環型メタノール、水素キャリアとしても期待されるメタノール・アンモニア事業、先ごろ「グリーンイノベーション基金事業」に採択されたCO2を原料としたメタノールポリカーボネートの製造技術の開発など、具体的かつ有望な社会実装に向けたソリューションを複数有しております。
 これらを当社グループ共通の経営資源として活用していくことにより、今般掲げたグループ目標の達成にとどまらず、ミッション「社会と分かち合える価値の創造」の一環として、地球規模での気候変動問題の解決に貢献してまいる所存です。

※ 当社単体およびScope1,2を有する連結子会社

以 上

お問い合わせ先

三菱ガス化学株式会社
総務人事部広報グループ
TEL:03-3283-5040

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