網走バイオマス発電所2号機および3号機の竣工式を開催しました

　三菱ガス化学株式会社（本社：東京都千代田区、社長：藤井 政志、以下、当社）を含む6社が出資する、合同会社網走バイオマス第2発電所および合同会社網走バイオマス第3発電所（いずれも北海道網走市、2社をあわせて以下、SPC2社）は、6月12日に、昨年10月に営業運転を開始した網走バイオマス発電所2号機（以下、2号機）、ならびに今年3月に営業運転を開始した同3号機（以下、3号機、また2機をあわせて、本発電所）の竣工式を開催しました。

　式典には、網走市長をはじめとする行政関係者や地元関係者、工事関係者、燃料サプライヤー、ならびにSPC2社へ出資する当社、石油資源開発株式会社、SMFL みらいパートナーズ株式会社、株式会社東京エネシス、株式会社WIND-SMILE、日本製紙木材株式会社の6社（当社を除く5社、以下、出資5社）関係者など、計53名が出席しました。

　本発電所は、発電燃料に北海道産の国内材木質チップを100%使用する、出力規模各9,900kW（2機合計19,800kW）のバイオマス発電所です。発電する電力はFIT制度を利用し、年間約1.4億kWhを北海道電力ネットワーク株式会社へ売電しており、当社および出資5社がSPC2社の業務を支援しております。

　バイオマス発電のようなカーボンニュートラルに向けた取り組みは、当社経営戦略の重要項目の一つであることに加え、本発電所は国内材を100%使用することから、国内の林業・木材産業の活性化と森林整備の促進にもつながるため、当社の目標である「社会的価値と経済的価値の両立」に沿うものであります。

　当社は引き続き、出資5社や関係各社と協力し、地元の皆さまからのご理解やご支援をいただきながら、環境負荷の低い再生可能エネルギー由来の電力の普及拡大と地域経済の発展へ貢献してまいります。

（参考：竣工式ならびに本発電所　写真：2023年6月撮影）

　

竣工式来賓・代表者テープカット

　

本発電所外観

（発電所ならびにSPC2社詳細参照先）
　合同会社網走バイオマス第2・第3発電所ウェブサイト　https://www.abashiri-bp.com/

（関連ニュースリリース）
　網走バイオマス発電所2号機・3号機に参画（2022年4月1日）
　　https://www.mgc.co.jp/corporate/news/2022/220401.html
　網走バイオマス発電所2号機が営業運転を開始（2022年10月27日）
　　https://www.mgc.co.jp/corporate/news/2022/221027ab.html
　網走バイオマス発電所 3 号機の営業運転を開始（2023年3月8日）
　　https://www.mgc.co.jp/corporate/news/files/230308.pdf

以　上