製品の環境負荷評価において、SuMPOの「Internal-PCR承認」を取得
2025年12月22日
三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:伊佐早 禎則、以下、当社)は、2025年10月31日、製品の環境負荷評価における重要な指標であるカーボンフットプリント(CFP)の社内算定ルールに関して、一般社団法人サステナブル経営推進機構(代表理事:壁谷 武久、以下、SuMPO)が提供する「Internal-PCR(Product Category Rule)承認制度」による承認を取得しました。
CFPとは、製品の製造過程において排出される温室効果ガス(GHG)の量を定量化したものです。近年、カーボンニュートラルの実現に向けて、企業には自社の直接的・間接的な排出(Scope1、2)に加え、サプライチェーン全体における間接的な排出(Scope3)の削減が求められています。そして、排出削減の努力を正しく評価するためには、製品単位でのCFP算定において、直接測定またはそれに基づく計算から得られるデータ(一次データ)を活用することがますます重要となっています。
「SuMPO/Internal-PCR承認制度」は、20年以上にわたりLCA(ライフサイクルアセスメント)を実践してきたSuMPOが、事業者が構築したCFP算定ルールを審査・承認する制度です。本制度による承認を受けることで、当該算定ルールの信頼性と妥当性が担保されます。
当社は今後、本制度で承認を受けたInternal-PCRを用いて製品の環境負荷をモニタリングすることで、サプライチェーン全体のGHG排出量削減を一層進めてまいります。
【参考】
SuMPO/Internal-PCR承認制度について(SuMPO WEBサイト)
https://sumpo.or.jp/scheme/i-pcr/about.html
LCA(ライフサイクルアセスメント)について(SuMPO「LCA概要資料」)
https://sumpo.or.jp/consulting/lca/din2eh000000018f-att/LCA_SuMPO20210701.pdf
以 上
お問い合わせ先
三菱ガス化学株式会社
総務人事部広報グループ
TEL:03-3283-5040