特別損失(減損損失)の計上、中間期における業績予想 と実績との差異および通期業績予想の修正に関するお知らせ

2025年11月10日

各 位

会 社 名  三菱瓦斯化学株式会社
代表者名  代表取締役社長 伊佐早 禎則
(コード番号: 4182 東証プライム)
問合せ先  CSR・IR部長  涔澤 諭
(Tel:03-3283-5041)

 

特別損失(減損損失)の計上、中間期における業績予想
と実績との差異および通期業績予想の修正に関するお知らせ

 

 当社は、2026年3月期第2四半期連結会計期間(2025年7月1日~2025年9月30日)において、下記のとおり特別損失を計上しました。また、2025年8月7日に公表した2026年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想と、本日公表の同期実績に差異が生じましたので併せてお知らせいたします。加えて、2025年8月7日に公表した2026年3月期の通期連結業績予想および、2025年5月12日に公表した通期個別業績予想についても下記の通り修正いたしましたので、お知らせいたします。

 

1.  特別損失の計上(連結決算)

 2025 年9月17 日公表の通り、当社連結子会社であるオランダ法人MGC Specialty Chemicals Netherlands B.V.(以下、MSCN社)のメタキシレンジアミン(MXDA)製造設備は、事業環境の悪化を受けて建設工事を一時中断しております。かかる状況を踏まえ、MSCN社の固定資産の回収可能価額を評価した結果、2026年3月期第2四半期連結会計期間にて、502億円の減損損失を計上することといたしました。

 

2.  特別損失の計上(個別決算)

 上記を受け、2026年3月期第2四半期個別決算において、関係会社株式評価損299億円および関係会社事業損失引当金繰入額219億円、合計519億円を特別損失として計上しております。なお、当該損失は連結決算において消去されるため、連結損益に影響はありません。

 

3.  2026年3月期第2四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年9月30日)の業績予想と実績との差異

売上高

営業利益 経常利益

親会社株主に
帰属する
中間純利益

1株当たり
中間純利益

前回発表予想(A)
(2025 年8月7日公表)

百万円
360,000

百万円
24,000

百万円
27,000

百万円
20,000

円  銭
102.71

実績(B) 361,678 25,145 31,480 △27,939 △143.48
増減額(B-A) 1,678 1,145 4,480 △47,939 -
増減率(%) 0.5% 4.8% 16.6% --- -
(ご参考)前期実績
(2025年3月期第2四半期連結累計期間)
388,130 33,752 37,444 24,724 123.47

 

4. 2026年3月期通期業績予想数値(2025年4月1日~2026年3月31日)

(1)連結業績予想数値

売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に
帰属する
中間純利益
1株当たり
中間純利益
前回発表予想(A)
(2025 年8月7日公表)

百万円
750,000

百万円
46,000

百万円
50,000

百万円
36,000

円  銭
184.87

実績(B) 730,000 44,000 50,000 △17,000 △87.30
増減額(B-A) △20,000 △2,000 0 △53,000 -
増減率(%) △2.7% △4.3% 0.0% --- -
(ご参考)前期実績
(2025年3月期)
773,591 50,851 60,316 45,544 228.93

(2)個別業績予想数値

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり
当期純利益
前回発表予想(A)
(2025 年8月7日公表)

百万円
420,000

百万円
22,000

百万円
36,000

百万円
31,000

円  銭
159.21

実績(B) 410,000 19,000 35,000 △21,000 △107.84
増減額(B-A) △10,000 △3,000 △1,000 △52,000 -
増減率(%) △2.4% △13.6% △2.8% --- -
(ご参考)前期実績
(2025年3月期)
432,839 22,581 36,575 34,894 175.40

 

5.  修正の理由

 主に第2四半期連結会計期間での減損損失計上により前回予想に比べ減益の見通しとなったため、上記のとおり修正いたします。減損損失の内容は、1.特別損失の計上(連結決算)及び2.特別損失の計上(個別決算)にて記載のとおりです。

 

(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。

 以 上

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