食物アレルギー治療を加速するための戦略的提携に関する基本合意書を締結
2024年9月19日
三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 政志、以下、当社)は、デトロイトを拠点とする救急医療および食物アレルギーマネージメントプラットフォームを提供するヘルステック企業Alerje, Inc.(本社:米国ミシガン州デトロイト市、創業者兼CEO:Javier Evelyn、以下、Alerje)と食物アレルギー治療を加速するための戦略的提携に関する基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。
当社は、中期経営計画「Grow UP 2026」において、目標1「事業ポートフォリオの強靱化」の施策2である「イノベーションによる新しい価値の創造」の中で、当社のマテリアリティ(最重要課題)の1つである「新しい価値を生み出す研究開発の推進」のため、“医・食”分野を特に注力するターゲット領域の1つと定めており、様々な取り組みを進めております。このうち、食物アレルギーの重症度の予測が可能なアレルギー診断チップの開発においては、将来的には体外診断用医薬品としての販売を目指して、臨床研究用キット供給に向けた予測モデルと製造体制の構築を進めております。
Alerjeはエピネフリン投与デバイスやAI対応のデジタルヘルスツールを開発し、事業展開をしております。同社の遠隔患者モニタリングプラットフォームは、高度なデータ分析を通じて食物アレルギー免疫療法の管理に革命をもたらします。生体情報を収集・処理するだけでなく、治療成果を予測し、アレルギー専門医の治療方針の策定を支援します。
本基本合意書の締結により、当社と Alerjeは、両社の技術を活用させ、患者の治療成果と生活の質を大幅に向上させる、最適な食物アレルギー治療ソリューションの創出を検討してまいります。
以 上
お問い合わせ先
三菱ガス化学株式会社
総務人事部広報グループ
TEL:03-3283-5040