レンズモノマー製造プラントの新設およびバイオマスレンズモノマーの製造販売開始について

2024年1月5日

 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 政志、以下、当社)は、当社四日市工場(三重県四日市市)内における眼鏡レンズ向けプラスチックレンズモノマー(以下、レンズモノマー)の製造設備新設および四日市工場浪速製造所(大阪府大阪市大正区、以下、浪速製造所)において製造するバイオマスレンズモノマーの販売開始を決定しましたのでお知らせいたします。

 レンズモノマー「IURESIN™」は眼鏡レンズ業界において最高屈折率分野である超高屈折率材料として、主に屈折率1.74の眼鏡レンズに広く使用されており、世界最大のシェアを誇っております。近視、特に強度近視人口の増加により需要が増加しており今後も順調な市場拡大が見込まれております。

IURESINのロゴ

 これまで当社では浪速製造所において製造を行ってまいりましたが、成長する眼鏡レンズ市場の需要にこたえるため、四日市工場に新規製造設備を建設し、2026年内の営業運転開始を予定しております。

 また既存の浪速製造所においては、「MGCグループ環境・安全基本方針」の一つである「環境負荷の削減と持続可能な社会発展への貢献」のもと、植物由来の原料を使用したバイオマスレンズモノマーの製造を開始、新ブランド「Episleaf™」として2024年からの販売を計画しております。

Episleafのロゴ

 三菱ガス化学は、ミッション「社会と分かち合える価値の創造」に基づく社会的価値と経済的価値の両立を目指し、レンズモノマー事業を通じて、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上に貢献してまいります。

<新規製造設備について>

 建設地 : 当社四日市工場(三重県四日市市)内
 営業運転 : 2026年内
 生産能力 : 非公表

以 上

お問い合わせ先

三菱ガス化学株式会社
総務人事部広報グループ
TEL:03-3283-5040

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