三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社の持分追加取得実施のお知らせ

　三菱ガス化学株式会社（本社：東京都千代田区、社長：藤井 政志、以下、当社）は、当社の持分法適用会社である三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社（本社：東京都港区、社長：林 勝茂、以下、MEP）の株式25%を2023年4月3日付で追加取得しましたのでお知らせいたします。

　2022年2月8日付適時開示で既にお知らせしたように^*1、MEPは吸収分割によりポリブチレンテレフタレート事業および一部ポリカーボネート（以下、PC）事業を三菱ケミカル株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：江口 幸治）に、ポリアセタール樹脂事業・ポリフェニレンエーテル樹脂事業・高性能ポリアミド樹脂コンパウンド事業を当社グループのグローバルポリアセタール株式会社（本社：東京都港区、社長：大林 直人）に、本日移管しました。これによりMEPはPC製品の開発・製造・販売を行う会社として運営を開始いたしました。

　今回の再編により、MEPは技術サービスやマーケティング機能などの経営資源をPC事業に集中することができるようになります。当社が強みを持つ界面法PCの品質優位性の活用に加え、当社の素材開発技術とMEPのコンパウンド技術を始めとする応用開発技術を融合することにより高付加価値化を加速し、PC事業の競争力向上に結び付けてまいります。また、カーボンニュートラルへの取組みとして、CO₂ to PC技術の確立とグローバル展開、ISCC認証の取得、リサイクルグレードの開発推進などにより、当社グループのミッションである「社会と分かち合える価値の創造」に基づき、社会的価値と経済的価値の両立に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

＜図＞

MGC：三菱ガス化学、MCC：三菱ケミカル、GPAC：グローバルポリアセタール

*1　https://www.mgc.co.jp/corporate/news/2022/220208-a.html

以　上