農林中央金庫とサステナビリティ・リンク・ローンの契約を締結

2022年10月28日

 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 政志、以下、当社)は、農林中央金庫(代表理事理事長:奥 和登)とサステナビリティ・リンク・ローン(以下、SLL)による金銭消費貸借契約(契約期間:10年、金額:150億円)を締結しましたので、お知らせいたします。

 SLLは、借入人のサステナビリティ経営高度化に資する適切なキー・パフォーマンス・インディケーター(以下、KPI)とサステナビリティ戦略と整合した目標(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット、以下、SPT)を設定し、SPTと借入条件を連動させることで、借入人および社会の持続可能な成長を企図するファイナンス手法です。

 当社は2021年5月に公表した中期経営計画「Grow UP 2023」において、カーボンニュートラルに向けた取組みを経営上の最重要項目の一つと位置付けています。2050年カーボンニュートラル達成に向け、当社は温室効果ガス(以下、GHG)の排出削減長期目標として、「2030年度までにGHG排出量を36%削減(Scope1&2、2013年度比)」することを掲げております。当該指標は、当社のマテリアリティ(最重要課題)として特定された「環境問題への積極的・能動的対応」の中核的な指標であることから、今回のローンではGHG削減目標をSPTに設定いたしました。

 当社はグループのミッション「社会と分かち合える価値の創造」に基づき、脱炭素社会への取り組み等を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

 なお、今回の契約締結にあたっては、SLL原則等への適合性について、DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社より第三者意見を取得しており、上記SPTについては、野心度および有意義性等の観点からSLL原則に適合していると評価されております。

【参考リンク】
DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社による第三者意見

以 上

お問い合わせ先

三菱ガス化学株式会社
総務人事部広報グループ
TEL:03-3283-5040

PDFダウンロード