日本のエネルギー・トランジションを検討するイニシアティブ「ETI-CGC」への参画について
2021年11月8日
三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 政志、以下、当社)は、東京大学グローバル・コモンズ・センターと日本企業有志により立ち上げられたイニシアティブ「ETI-CGC(Energy Transition Initiative-Center for Global Commons)」に参画したことをお知らせいたします。
ETI-CGCでは、以下の5つの原則に基づき日本におけるエネルギー・トランジションの検討を進めてまいります。
1.グローバル・コモンズである地球環境の持続可能性を守る。この
ため、日本の温室効果ガスの排出を2050年までにネットゼロに
する道筋(パスウェイ)を描く。
2.世界や日本における知見及び科学的洞察を基に、カーボンニュー
トラルを達成し、幸せと豊かさを実現する、地域事情に沿ったパ
スウェイを模索する。
3.このパスウェイが、多様な地域事情を抱える国々にとっても役立
つモデルとなり、世界全体のカーボンニュートラルに貢献するこ
とを目指す。
4.パスウェイを実現していく過程は、日本の産業構造、経済社会シ
ステムや行動様式を未来に向けて変えていく機会であるととらえ、
どのようにその機会を活かすかをも議論していく。
5.関連する政策提言などを行い、日本における議論を広く興すため、
リーダーシップを発揮する。
当社は本イニシアティブへの参画を通じて、日本におけるエネルギー・トランジションについて検討し、2050年カーボンニュートラル実現に貢献してまいります。
当社は2050年のカーボンニュートラル実現に向けた「ソリューションプロバイダー」として、製品や技術の提供にとどまらず、様々なステークホルダーの皆さまと連携しながら取り組んでいます。
当社は、再生可能エネルギーである地熱発電事業、CO2の削減とブルーケミカルの普及に向けたCCSプロジェクトへの参画に加え、メタノールやアンモニアといった化学品を、水素キャリアとしてのみならず、燃料そのものとしても活用すべく技術開発を加速させております。
本イニシアティブ「ETI-CGC」については、こちらをご参照ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/actions/gx.html
以 上
お問い合わせ先
三菱ガス化学株式会社
総務人事部広報グループ
TEL:03-3283-5040