ニュースリリース 2020年

東京大学大学院農学生命科学研究科「バイオマス・ショア寄付講座」の第2期について

2020年3月31日

 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 政志)は、東京大学大学院農学生命科学研究科に2016年に開設された「バイオマス・ショア寄付講座」(以下「本講座」)について寄付を行い参画し、以来「バイオマス・ショア(三菱ガス化学)寄付講座」と名称が変わった本講座に協力してきましたが、2020年4月1日からの第2期においても引き続き寄付を行い参画してまいりますのでお知らせいたします。

 本講座が実現を目指す「バイオマス・ショア構想」(以下「本構想」)は、大気中の二酸化炭素を削減しながら産業活動を行う社会を構築することを目標としています。具体的には、海洋深層水湧昇流のある砂漠海岸において、海洋深層水を淡水と高濃度海水に分離し、淡水で農業・緑化、高濃度海水で藻類を培養し、それぞれにおいて二酸化炭素を吸収させることで高付加価値な生産物を得るシステムを構築する予定です。また、このシステムには再生可能エネルギーを活用する構想です。

 2016年8月に開設され、2018年4月に当社が寄付を行い参画した第1期では、バイオマス・ショア構想の基本コンセプトの構築、実施候補地の確認などの基盤づくりが実施されました。2020年4月から開始する第2期では、新たにJXTGエネルギー株式会社、三菱商事株式会社および日新商事株式会社からも本構想にご賛同ご寄付を得た形で継続され、実現可能性が検証される予定です。

 この取り組みは、環境問題から再生可能エネルギーの推進、食料不足や資源枯渇など、複数の社会課題を同時に解決する可能性を持ち、当社のグループビジョンである「社会と分かち合える価値の創造」に合致するものです。今回の本講座への協力を通じて、50年から100年先を見据えた長期的な環境貢献を果たしていくとともに、研究成果を三菱ガス化学グループの事業活動にも生かしていきたいと考えています。

 

 <寄付講座の概要>

名  称 バイオマス・ショア寄付講座(第2期)
設置場所 東京大学大学院農学生命科学研究科
期  間 2020年4月1日から2021年3月31日(予定)
担当教員 特任准教授 倉橋みどり

以 上

お問い合わせ先

三菱ガス化学株式会社
新規事業開発部
TEL:03-3283-4915