スマートフォンカメラレンズ用樹脂として世界最高の屈折率1.68を誇る特殊ポリカーボネート「ユピゼータ®EP-10000」の販売を開始

2019年9月17日

 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 政志、以下「当社」)は、小型カメラレンズ用樹脂としてスマートフォンのカメラレンズ等に使用されている特殊ポリカーボネート「ユピゼータ®EP」シリーズの最新グレードとして、世界最高の屈折率1.68を有する「ユピゼータ®EP-10000」の販売を開始しましたのでお知らせいたします。

 スマートフォンやタブレット等のカメラレンズ素材には、高屈折率(レンズの薄型化に寄与)と低複屈折性(画像の鮮明化に寄与)を兼ね備えた特性が求められます。当社の特殊ポリカーボネート「ユピゼータ®EP」はこれらを高い次元で両立し、さらに成形性も兼ね備えた光学材料です。スマートフォンのカメラ性能の高度化がますます求められる中、マーケットニーズに応えるカメラレンズに欠かせない材料となっております。

 このたび販売を開始する「ユピゼータ®EP-10000」は世界最高の屈折率1.68を有し、「ユピゼータ®EP-9000」の屈折率1.67を凌ぐ材料で、薄さを維持しながらカメラ性能のさらなる高機能化を可能としております。

 当社は「ユピゼータ®EP-10000」の拡販を通じ、“情報・通信”領域のさらなる事業展開を進めてまいります。


特殊ポリカーボネート「ユピゼータ®EP」を用いたスマートフォン

以上

お問い合わせ先

三菱ガス化学株式会社 広報IR部
TEL:03-3283-5040

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