中国ポリアセタール製造会社への「グリーンローン」による資金調達実施のお知らせ

　三菱ガス化学株式会社（本社：東京都千代田区、社長：藤井 政志、以下、当社）は、当社の100%子会社であるグローバルポリアセタール株式会社（本社：東京都千代田区、社長：大林 直人、以下、GPAC）を介して、ポリプラスチックス株式会社（本社：東京都港区、社長：塩飽 俊雄、以下、ポリプラスチックス社）が計画する年間15万トンの中国ポリアセタール製造会社※1を新たに設立するプロジェクトに出資参加しています。
　この度、同プロジェクトの資金調達に関し、環境問題の解決に貢献する事業「グリーンプロジェクト」を対象とした融資である旨の認証を取得し、日系企業として中国オンショア市場第一号となるシンジケートローン形式のグリーンローン※2による資金調達を実施しましたのでお知らせいたします。

※1. 中国ポリアセタール（POM）製造会社について
　ポリプラスチックス社が70％、当社の100％子会社であるGPACが30％を出資する持株会社、ピー・ホールディングス株式会社（本社：東京都港区、社長：大石 孝次）の100％出資子会社で、ＰＯＭ製造会社として中国江蘇省南通市にて2022年1月に設立されました。生産能力の大幅な増強により世界的に旺盛なPOM需要を持つ中国市場の需要に応え、中国経済の更なる発展にも貢献するものです。

※2. グリーンローンについて
　グリーンローンは、企業等が環境問題の解決に貢献する事業に要する資金を調達する際に用いられる融資であり、①調達資金の使途がグリーンプロジェクトに限定され、②調達資金が確実に追跡管理され、③それらについて融資後の年次レポーティング等を通じ透明性が確保されるものを指します。

（ご参考）
株式会社三井住友銀行　ニュースリリース
https://www.smbc.co.jp/hojin/financing/sustainable/kokusai/

株式会社三菱UFJ銀行 ニュースリリース
https://www.bk.mufg.jp/index.html

以　上