【医薬用途に関するよくあるご質問一覧】
医薬用途向け脱酸素剤「エージレス®」に関するよくあるご質問
ガス置換包装との違いは何でしょうか?
ガス置換包装とは、包装内の空気を窒素や炭酸ガスなどに置換し、酸素濃度を低下させる鮮度保持方法です。
一方、脱酸素剤は包装内の酸素を吸収し、かつ酸素バリア包材から微量に透過する酸素を継続的に吸収する事で一定期間、脱酸素状態(酸素濃度0.1%以下)を維持します。
ガス置換で初期酸素濃度を下げ、脱酸素で残った酸素を吸収するなど併用される事もあります。
乾燥剤との違いは何でしょうか?
乾燥剤は水分を吸収し、脱酸素剤は酸素を吸収します。
目的によって使い分けをお願いします。
水分も酸素も吸収が必要な場合は乾燥機能付脱酸素剤ファーマキープ®をご検討ください。
乾燥機能付脱酸素剤「ファーマキープ®」製品詳細へ加熱殺菌と併用はできますか?
レトルト殺菌をした場合、包装形態や加熱条件によりエージレス®、エージレスアイ®が破袋したり、内容物の染み出し、性能不良が起こることがあります。
加熱殺菌用のエージレス®、エージレスアイ®が御座いますのでお問い合わせください。
低温下でも使用はできますか?
低温下ではエージレス®、エージレスアイ®の反応速度は低下致します。
必ず実装評価を行った上で、ご使用をお願い致します。
低温下での使用に適した品種のご提案につきましては、当社までお問い合わせ下さい。
海外のレギュレーションに対応した製品はあるでしょうか?
あります。
米国FDA/EUに準拠した製品、米国DMFや中国DMFへの登録製品の用意がございます。
各国への豊富な輸出実績がございますので、詳しくは当社までお問い合わせ下さい。
脱酸素剤を入れましたが効果がありませんでした。何が原因でしょうか?
脱酸素剤「エージレス®」を使用して、脱酸素状態にするにはいくつかの条件があります。
以下のような可能性が無いかご確認下さい。
- 包材にピンホールやシール不良がある
- 包装材料の酸素バリア性が不十分
- エージレス®の品種、サイズ選定が適正では無い
エージレス®サービスセンター(MGCエージレス㈱)ではエージレス®ユーザー様からの各種トラブル相談、検査等に対応しております。
詳しくは営業担当者までお問い合わせ下さい。
- 脱酸素剤「エージレス® 」
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