PQQ(ピロロキノリンキノン)は、私たちのからだの中や、私たちがいつも口にしている「食べもの」「飲みもの」に、もともと含まれている成分。赤ちゃんの健やかな成長に欠かせない「母乳」に高い濃度で含まれているのをはじめ、「発酵食品」や「野菜」などにもPQQの存在が認められています。
全くPQQを含まないエサで育てられたマウスには、欠乏症によるさまざまな異変がからだにみられ、PQQは「栄養素」として重要な機能があるという報告があります。また微生物においては、酵素を助ける「補酵素」としてPQQがはたらいている、との報告もあります。
サプリメント先進国アメリカでは2008年からPQQを含んだサプリメントが次々と発売され、注目されています。研究が進むにつれて「細胞を元気にする」など、さまざまな機能をもつことがわかってきたPQQは、今もっとも注目すべき食品素材のひとつと言えます。