写真:燃料電池「直接メタノール型燃料電池」

燃料電池「直接メタノール型燃料電池」

音が静かでクリーンな発電機

大気汚染物質 発生ゼロ
(NOx、SOx、ばいじん)

環境メリット

化学反応で発電するため、音が静かで、空気を汚しません。数日以上連続して電力供給が可能です。

非常用電源の性能比較

グラフ:非常用電源の性能比較。

直接メタノール形燃料電池は、静音、クリーンを保ちつつ、比較的小電力を長時間連続供給することが要求される場面で、高い性能を発揮します。コンパクトな設備のため、少ないスペースで非常時に備えることができます。

直接メタノール形燃料電池の発電のしくみ

図:直接メタノール形燃料電池の発電のしくみ。

直接メタノール形燃料電池は、メタノールと空気を原料として、化学反応を起こし、電気をつくります。メタノールを供給し続ける限り電気をつくり出せます。

写真:クリーン燃料「ジメチルエーテル」

クリーン燃料「ジメチルエーテル」

メタノール由来のクリーンな燃料

燃焼時のNOx発生を抑え、
SOx、PM発生ゼロ

環境メリット

三菱ガス化学のメタノールとジメチルエーテルは、石油を採掘する際に副産物として出てくる天然ガスを原料にしていますので、資源の有効活用や環境面でメリットがあります。また、軽油や灯油を燃やす際に発生する硫黄酸化物(SOx)や粒子状物質(PM)を生じないクリーンな排ガス特性を持つ燃料という点で、実用化が進められています。

スプレー缶

イラスト:スプレー缶。

フロンガスの代用として、スプレーの噴射剤に三菱ガス化学のジメチルエーテルが、使用されています。

ビニールハウス

イラスト:ビニールハウス。

ビニールハウスのボイラー燃料、植物育成補助として三菱ガス化学のジメチルエーテルが、実用化に向けて検討されています。

  • ※暖めながら育成に必要なCO2も供給。

トラック

イラスト:トラック。

クリーンなディーゼル燃料として三菱ガス化学のジメチルエーテルが、利用できます。

写真:塗料硬化剤「MXDA」を用いたコンテナ。

塗料硬化剤「MXDA」

耐候性を高める塗料硬化剤

有機溶剤を
限りなくゼロに!

環境メリット

人と環境にやさしい水性エポキシ塗料なので、大気汚染の原因となる有機溶剤の排出を限りなくゼロに。メタキシレンジアミンを使用することで、塗料硬化剤の量も約20%削減できるため、石油資源の節約に貢献。

硬化に使用する全体量比較

グラフ:一般硬化剤に比べてMXDAでは20%使用量が減ることを棒グラフで説明。

メタキシレンジアミンの使用箇所

図:メタキシレンジアミンの使用箇所。コンテナの下塗りにより腐食防止効果があることを説明しています。
写真:漂白剤「過酸化水素」を用いた紙。

漂白剤「過酸化水素」

紙原料(パルプ)の漂白剤

酸素と水に分解する漂白剤が、
「水環境」を守ります!

環境メリット

過酸化水素は、古くから漂白剤や酸化剤として利用されている薬品です。分解しても水と酸素になって、有害な副生物を作らないため、環境にやさしい薬品として、さまざまな分野に需要があります。

無塩素漂白法

図:無塩素漂白法でパルプを漂白する流れを説明。

三菱ガス化学は、世界有数の過酸化水素メーカーです。1933年に日本で初めて過酸化水素の製造に成功しました。

日本で初めて製造した過酸化水素

写真:日本で初めて製造した過酸化水素