物性[ユーピロン・シート]耐候・擦傷

耐候性

屋外曝露試験結果

屋外使用に備えて表面に特殊処理して耐候性を向上させております。
図1~4は、10年間にわたる屋外曝露試験(日本ウェザリングセンター銚子曝露試験場 南面45°)を行ったユーピロン・シートの物性測定結果です。標準品は3年間程曝露すると紫外線によって表面が劣化し、破断伸び、黄変度に変化が認められますが、耐候性を向上させたユーピロン・サンガードシート(片面処理)にはほとんど変化は認められず、厚みによる影響も認められません。
ただし、10年目には破断伸びが急激に低下しているのはPDFで示したように、片面サンガードシートでは太陽光の反射による影響で裏面(非処理面)が劣化しはじめているためです。
従いまして、太陽光の反射による影響が考えられる用途には、両面サンガード処置品の使用をお勧めします。
(現在、ユーピロン・サンガードシートは両面耐候性タイプとなっております)

図1 黄変度(△YI)

図3 引張強さ

引張速度・・( )内は50m/m/分、他は20m/m/分


図2 引張強さ

引張速度・・( )内は50m/m/分、他は20m/m/分


図4 落錘衝撃

PDF

ウェザーメーター耐候促進試験結果

ユーピロン(ポリカーボネート樹脂板)の場合、紫外線を多量に受けると化学的な分子構造の変化が発生し、表面劣化が進み黄変します。その劣化の進み具合は黄変度(△YI)の上昇により知ることができます。

耐擦傷性

ユーピロン・シートの表面硬度改良を施すことにより、無機ガラスに近い耐擦傷性を付与することができます。 下記は各種の試験により、その性能を比較したものです。

ユーピロン・シートMRの表面特性
分類 試験項目 試験方法 IMR05 MR58 無機ガラス アクリル
表面硬度 鉛筆硬度 JIS K5600-5-4 H/C面 
HB~F
MR8面 
3~4H*¹
9H 2H
スチールウール磨耗*² 当社法 H/C面 
ランク2~5
MR8面 
ランク1~3
ランク1 ランク9

データは実測値の一例であり、性能を保証するものではありません。
*1 PMMA層にハードコートした面の硬度
*2 スチールウール#0000 100gf/cm²×15往復
  ランク1:無機ガラス、ランク5:CR39、ランク9:PMMA、ランク10:PC

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製品に関するお問い合わせ

機能化学品カンパニー 合成樹脂事業部
機能製品グループ TEL:03-3283-4797 / FAX:03-3283-4785