社員とともに

人権の尊重

三菱ガス化学は「企業行動指針」および社員が守るべき「MGC行動規範」において、個人の人格・人権を尊重すること、人種・性別・国籍・年齢・宗教・出自などによる差別や人の尊厳を傷つける行為を行わないことを掲げています。新入社員や管理職昇格者向けの階層別研修においても人権啓発に関する講座を設け、全社員の人権意識向上に努めています。また、セクシュアルハラスメントやパワーハラスメントについても行動規範で禁止を明言し、研修や社内広報などを通して啓発を図るとともに、相談窓口を設置するなどして防止に取り組んでいます。
これらの指針・規範は、ILO(国際労働機関)の中核的労働基準4分野とともに、海外グループ会社へも周知しています。

※ 1.結社の自由および団体交渉権、2.強制労働の禁止、3.児童労働の実効的な廃止、4.雇用および職業における差別の排除

ダイバーシティの推進

ダイバーシティを尊重し、多様な個性を持つ社員が、個々の能力を発揮し、やりがいと働きがいを持って仕事に取り組めるような環境整備に努めています。

女性の活躍推進

2021年を最終年度とする行動計画を策定し、女性管理職の割合を4倍(2015年度比)にすることを目標としています。本行動計画に基づき、キャリアアップ支援策の実施、仕事と家庭の両立支援制度の充実に取り組んでいます。

女性社員数・管理職者数[単体]

外国籍社員数・管理職者数[単体]

※出向者を除きます

定年退職者の再雇用

定年退職者全員に再雇用の機会が与えられ、希望者の再雇用率は2009年度から2016年度まで8年連続で100%を達成しています。2016年度は定年退職を迎えた69名のうち、47名が再雇用を希望し、全員が再雇用されました。年齢を問わず生き生きと働き続けられる仕組みを整備することが、活気ある職場づくりにつながっています。

定年退職者の再雇用状況

障がい者雇用

2016年度の障がい者雇用率は2.32%と、法定雇用率2.0%を上回っています。今後も、さまざまな障がいを持つ方が能力を発揮して働けるような職場環境づくりに取り組んでいきます。

障がい者雇用率

ワークライフバランス

ワークライフバランスの実現を目指し、フレックスタイム制を導入しています。また、失効年休を有効活用するための積立年休制度(最大40日)、各種特別休暇(結婚、忌引、配偶者出産、転勤、ボランティア、ドナー、リフレッシュなど)も整備しています。なお、2016年度の年休取得率は86.5%となりました。長年高い取得率を維持しており、休暇を取得しやすい風土が醸成されています。

時短の取り組み

2016年度の一人当たり総労働時間は1,867.5時間でした。労働時間削減のため、労使による時短委員会などを通じ、ノー残業デーの設定や年休取得奨励策の実施などに取り組んでいます。

年間総労働時間(組合員平均)

年次有給休暇取得率(組合員平均)

育児・介護

最長2歳1カ月までの育児休業、小学校就学までの育児短時間勤務といった法定を上回る育児制度を整備しています。
育児休業復職率は5年連続で100%に達しています。2016年度は積立年休の使用目的に不妊治療を追加するとともに、育児制度に関するパンフレットも作成しました。
介護休業についても最長1年かつ分割取得も可能とするなど、法定を上回る制度を整備しています。

育児休業取得状況

  • ※( )内は、取得者のうちの男性の人数
  • ※女性は産前休暇開始日で年度分け

育児短時間勤務利用者数

※年度内利用者数

介護休業取得状況

健康管理

全ての役員・社員を対象に、毎年、定期健康診断を行っており、健診受診率はほぼ100%となっています。検査の結果、再検査が必要な場合や所見がある場合には、産業医や保健師による保健指導を通じて社員の健康増進を図っています。

メンタルヘルスケア

社員が健やかに仕事に取り組めるよう、身体面の健康ケアだけでなく、さまざまなメンタルヘルスケアにも取り組んでいます。EAP(Employee Assistance Program)サービスの活用もその一つで、社員が社外の専門機関にメールや電話、面談などによって悩みを気軽に相談できる環境を整えています。また、労働安全衛生法に定められた「ストレスチェック」を効果的に実施するために、ストレス状態をセルフチェックする「ココロの健康診断」を毎年実施するとともに、講習会なども開催して意識向上に努めています。
また、入社時や昇格時の研修においてもメンタルヘルスに関する教育を実施しています。

三菱ガス化学の人材育成

三菱ガス化学の成長を支えてきた最も重要な資産は「人」です。三菱ガス化学では、“人材育成理念”をもとに、社員一人ひとりがプロフェッショナルとして個性を磨きながら知識と能力を高めていける仕組みや自己実現を通じて活性化された職場・環境づくりに取り組んでいます。

人事制度

人事制度は目標管理をベースとしたコース別複線型職能資格等級制度です。社員は、標準年齢28歳まで学歴・性別などに関係なく同一のコースに所属し、その後自身のキャリアを見据えて希望するコースを選択します。役割、成果、能力に応じた公正な処遇体系を通じて、個々の志望に沿った多彩なキャリアの実現を支援しています。

社員の能力開発支援

社員一人ひとりが目標達成に向けて励める環境をつくるため、階層別・部門別の研修や通信教育を軸に、キャリア形成や能力開発をサポートする制度の充実に取り組んでいます。

労働組合/労使関係

三菱ガス化学と三菱ガス化学労働組合は、相互の立場を尊重し信頼し合う良好な労使関係のもと、さまざまな課題に取り組んでいます。社員の「働き方、福利厚生、処遇」などのテーマをはじめ、経営上の課題や事業環境に対する認識の共有化を目的とした経営協議会や、諸制度について労使合同で協議を行う人事制度検討委員会などを定期的に開催し、これまでにも人事制度や再雇用制度、退職金制度などを改定してきました。賃金や賞与などについては、例年の団体交渉などを通じて決定しています。

組合員数(2017年3月末現在)

※ユニオンショップ制のため加入率100%

社員勤続年数(2017年3月末現在)

  男性 女性 合計
平均年齢 40.4歳 39.7歳 40.3歳
勤続年数 18.3年 16.5年 18.2年

新入社員の定着率(入社3年目)

離職者数

※組合員・管理職の自己都合退職者数(休職期間満了、転進助成含、転籍除く)