MXナイロン 篇

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さまざまな飲料に使われるPETボトル。液体は通さないが、実は酸素と二酸化炭素は透過してしまう。MGCの「MXナイロン」は、酸素も二酸化炭素もほとんど通さない画期的な高機能樹脂。
PET素材と組み合わせて、炭酸飲料やジュース、ビール、ワインなど今や世界中で活躍している。炭酸飲料のガラス瓶代替が進んだことで、軽量化による輸送時のC02削減に貢献。薄くても高い効果を発揮するため、PETボトル自体の軽量化・省資源化にも寄与している。
ボトル以外にも食品包装用フィルム、自動車のドアミラー、アクセルペダルなど、ますます用途が広がっている「MXナイロン」。その技術シェアは世界で90%以上。もちろん生産量も世界一だ。身近な製品から暮らしを、環境を変えていく。MGCの挑戦は今日も続いている。

  1. ナイロンMXD6とは
    優れたガスバリア性を持つ高機能樹脂。他の材料との組み合わせを容易に行うことが出来るため、包装材料、自動車部品、OA機器など、幅広い用途に利用される。また、熱安定性に優れるため、容易にリサイクルが可能。
    MGCはMXD6の生産ライセンスを保有し、その技術シェアは90%以上。
    「MXナイロン」はMGCが製造・販売するナイロンMXD6樹脂の総称。
  2. PETボトルの軽量化
    PETボトルは環境負荷低減、コスト削減の観点から軽量化が進められている。
    ボトルの厚みを薄く軽量化することでガスバリア性が低下するが、「MXナイロン」を組み合わせることでガスバリア性を高めることができる。
    「MXナイロン」はPETボトルの軽量化・省資源化にも寄与している。

年表

1971 MXD6の開発に着手
1982 PETとN-MXD6を組み合わせた多層ボトルの研究を開始
1984 新潟工場にて成形材料を主目的としたMXD6の生産を開始
1985 包装用途としての市場開発を本格化
1988 多層バリアボトル製造を開始
2005 アメリカ(MGC Advanced Polymers, Inc.,)にてMXD6の生産開始

関連部署

  • 芳香族化学品カンパニー 芳香族第一事業部
    電話:03-3283-4800 FAX: 03-3214-0938