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CoQ10・γ-CD包接体

CoQ10・γ-CD包接体は、CoQ10とオリゴ糖の一種であるγ-シクロデキストリン(Cyclodextrin=CD)をホスト-ゲストした包接体です。

特徴

*イメージ

ヒトの体内では、水に溶けることにより物質は吸収されやすくなりますが、Co10は脂溶性なため、水に溶けにくく吸水性が良くありません。一方、γ-CDはCDの中で最も水溶性が高く消化性に優れているという性質を持っています。γ-CDで包接することによりQ10がナノレベルで分散し、腸管内でのγ-CDの消化に続く吸収により(腸管内での徐放により)Q10の吸収性は高まり、長時間にわたって血中のQ10濃度が高レベルで維持されると考えられます。

 
試験項目 規格値 試験法
コエンザイムQ10含有量 20±2% HPLC法(社内試験法)
水分 14%以下 USP(乾燥減量測定法)
重金属 20ppm以下 USP
一般生菌数 3,000個/g以下 USP
大腸菌 陰性 USP
賞味期限 保存方法 荷姿
1年間
未開封 冷暗所に保管
1kg アルミ袋

効果

生体内での利用効率が高い

Co Q10・γ-CD包接体は脂溶性で凝集しやすいQ10の性質を補うため、腸管の水分になじみよく分散します。そのため吸収に優れ、持続性も高くなります。

ラット試験

Co Q10 100mg/kg、開始時に1回投与 n=4匹

ヒト試験

Co Q10 100mg/日・人、 3日間連続摂取 n=12人

抗酸化活性が強い

活性酸素が増えすぎるとさまざまな病気を発症させる要因となります。例えば活性酸素によって損傷されたDNAの蓄積は発ガンの増加や老化の促進の原因になると考えられていますが、CoQ10の持つ抗酸化作用は 活性酸素の働きを正常に促し、生活習慣病の予防や肌のトラブルの改善に大いに役立ちます。

In vitro試験

活性酸素除去作用

各Co Q10溶液に安定な活性酸素を産生するDPPH試薬を添加。517nmの吸光度を測定し、除去された活性酸素量を評価

ヒト試験

尿中8-OHdG (DNAの酸化ダメージの指標)

Co Q10・γ-CD包接体 150mg/日
連続摂取 喫煙者10人(男性5名、女性5名、30〜60歳)

肝機能が改善される

肝細胞に含まれるAST(アスパラギン酸アミノトランスファラーゼ)とALT(アラニンアミノトランスファラーゼ)は肝機能障害の指標として用いられます。
表はラットにCo Q10・γ-CD包接体(150mg/kg)を8日間投与し、2日目に胆管を縛り、8日後に投与終了後、ASTおよびALTを測定し肝機能を評価したものですが、大幅な改善効果が示されています。

アスパラギン酸アミノトランスファラーゼ(AST)

 

アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)



肌の状態が改善される

シミや乾燥肌の原因は、加齢などで、皮膚の一番外側に当たる表皮のターンオーバーがスムーズではなくなり古い細胞が増えるためです。CoQ10はエネルギーの生産を促進し、繊維芽細胞の活性化や、表皮のターンオーバーの正常化に役立つと同時に、活性酸素を消去する働きも持つので、シミ、シワ、たるみなどの改善のためのスキンケアに最適です。
下の表は、目尻にシワのある18人のボランティア(男性9名、女性9名、30〜60歳)に、Co Q10包接体150mgを6週間連続摂取した結果です。 包摂CoQ10を摂取することにより、コラーゲンなどの産生補助作用が格段に向上したためにシワが改善されていることが分かります。

しわの深さ(最大値)

Co Q10 100mg/kg、開始時に1回投与 n=4匹

しわの本数(単位面積あたり)

Co Q10 100mg/日・人、 3日間連続摂取 n=12人

包接CoQ10摂取によるキメの変化

下の写真は33歳女性が包接CoQ10を6週間摂取したキメの変化です。キメが細かく刻まれ、シミもほとんど見えない状態に変化していることが分かります。肌のキメには遺伝のほか弾力性や水分量も影響するといわれますが、良好な弾力性の向上も見られました。また、包接CoQ10摂取前には明らかに肌老化が進行しているとされる戻り率67.8%であったのに対して、摂取6週間後には20代平均である戻り率85.9%まで回復したという結果も出ました。

摂取前 摂取3週間後 摂取6週間後
シミが目立ち、キメが整っていない。 シミが薄くなっているのが分かる。 シミがほとんど見えなくなり、キメが規則正しく刻まれていることが分かる。

33歳女性の左頬

持久力が改善される

細胞内のエネルギー産生を促進するCoQ10は、疲労回復や体力向上に役立つことから、体を酷使するプロスポーツ選手も利用しています。下の表は流水プールで遊泳したマウスのその限界遊泳時間を持久力として指標にしたものですが、γーCDを摂取した22日後には摂取前の2.5倍まで持久力が向上されています。

マウス試験

対照群
Co Q10 摂取群 10mg/kg/日
Co Q10・γ-CD包接体摂取群 50mg/kg/日

摂取量と安全性

安全性

  • 優れた分散性を示します
  • 広範囲の食材に配合できます