ビジネスフィールド

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3.無機化学品事業

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最先端を支えるエレクトロニクスケミカル

無機化学品事業のスタートは今から70年以上前にまで遡ります。1933年、日本で初めて生産を開始した過酸化水素水は紙パルプの漂白に使用され、国内の製紙産業の発展に寄与しました。製造プロセスや用途開発では常に時代の一歩先をリードし、世界有数の過酸化水素メーカーの地位を確立したのです。最終的に水と酸素に分解されるため環境負荷が小さく、漂白、殺菌、酸化、金属の研磨など、多くの機能を持っているため、家庭用漂白剤、工業用酸化剤、金属の表面処理など幅広い分野で今日まで重要な汎用化学品として大きな需要があります。今後、環境面からますます重要になるであろう古くて新しい化学品です。
もちろん、無機化学品のビジネスは、このような汎用化学品だけに留まりません。MGCではエレクトロニクス産業の進化を支える製品も生み出しています。他社に先駆けて半導体デバイスの洗浄に使われる超純過酸化水素を製品化することで、高集積回路の実現を可能にしました。それは半導体産業の黎明期より注力し、長年にわたり品質向上の研究を重ねた結果と言えるでしょう。

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汎用品から機能性先端製品までを供給

他には過酸化水素を原料とする合成樹脂等の発泡剤などに使用されるヒドラジン、過炭酸ソーダ、金属表面を化学的に平滑化する化学研磨液、ビル空調システムの保全に欠かせない水処理剤といった多くの誘導品があります。また、過酸化水素を利用した脱臭剤、究極の光学性を持ち眼鏡の超高屈折率プラスチックレンズとして使用されるモノマー原料、電子材料やLCDの洗浄用途に使用されるELMクリーンなどのユニークなファインケミカル製品を次々と開発し、積極的な事業展開を続けているのです。
これら機能性先端製品がラインアップに加わることで、ビジネスのスタイルは大きく変わってきました。無機化学品の生産拠点は、従来、国内の四日市工場と山北工場が中心になっていましたが、「需要地に近い場所で開発・生産を行う」との方針から、半導体・液晶・プリント配線板向け電子工業薬品の拠点となる関連会社を韓国、シンガポール、台湾、米国に設立し、グローバルな事業展開を行っています。古くからつながるこの無機化学品事業部は、まだまだ無限に広がる可能性に挑戦し続けていきます。

無機化学品事業の事業拠点

  • 東京テクノパーク
  • 四日市工場
  • 浪速製造所
  • 佐賀製造所
  • 山北工場
  • 鹿島工場

無機化学品事業で働く社員

  • 金田伊織
  • プトラ
  • 前原通彦
  • 山口智子
  • 小林哲也
  • 梶健司