ビジネスフィールド

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2.芳香族化学事業

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自動車から食品分野まで機能性製品を供給

混合キシレンの分離異性化で得られるメタキシレン、パラキシレン、オルソキシレンと、独自技術によって生産されるメタキシレンジアミン(MXDA)、MXナイロンなどの誘導品を中心に幅広い事業を展開しているのが芳香族化学品事業です。
2つある事業部のうち、芳香族第一事業部では、主にメタキシレンを原料とした誘導体の開発と生産を、独自技術により行っています。代表的な製品群としては、メタキシレンジアミン、1,3-ビスアミノメチルシクロヘキサン(1,3-BAC)、MXナイロン、無水トリメリット酸(TMA)、ピロメリット酸(PMA)、芳香族アルデヒド類(ABAL)などがあります。
MXDAや1,3-BACは、塗料・接着剤の原料、MXナイロンはその特異的な性能と機能を生かして自動車部品や食品包装材料の原料として多くの需要がある製品です。特にMXナイロンは、食品を酸化から防ぐ酸素ガスバリヤー性樹脂として高い機能を誇るだけでなく、燃焼時に塩素系ガスを発生しない環境対応型樹脂として世界各国に広く受け入れられています。
一方、芳香族第二事業部では、MGC独自の超強酸触媒技術を用いて、キシレン異性体の生産と汎用誘導品の開発・生産を行っています。これらの製品は、繊維や合成樹脂、塗料などの原料や添加剤として産業には欠かせません。

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ニーズとシーズを結びつけた新プロジェクトへ

芳香族化学品事業の製品ラインアップは、基礎化学品からファインケミカルにまで広い範囲に及びますが、すべてのビジネスに共通した特色は、原料から末端製品まで一貫した製造を行い、ニーズ(市場)とシーズ(技術)の両面から時代を先取りした市場の創造に取り組んでいる点でしょう。このため、社員一人ひとりが市場の動向を探り、競争力のある製品によって新たなプロジェクトをスタートさせようという意欲に溢れています。
生産拠点としては、キシレン異性化装置をメインに汎用製品群、特殊化学品とMXDAの生産を担当する水島工場と、MXDA、MXナイロンなどを生産している新潟工場があり、また主管研究所である平塚研究所では各種製品の用途開発、新規製品の開発を行っています。これら3極が一体となり、事業拡大に邁進しているのです。
最近では、メタキシレン誘導体を中心とする特殊化学品について、積極的に新製品や新技術を投入し、新たな事業展開をスタートさせました。各種誘導品の拡充や、MXナイロンの需要が好調な海外拠点の拡大など、ビジネスのスタイルは大きく変わりつつあり非常にエキサイティングな事業部門となっています。

芳香族化学品事業の事業拠点

  • 平塚研究所
  • 水島工場

芳香族化学品事業で働く社員

  • 真柄水紀