ビジネスフィールド

index.html

4.合成樹脂事業

fields-img-gousei01

プラスチックの概念を超越する素材革命

すぐれた機械的強度と耐熱性をもつエンジニアリングプラスチックス(エンプラ)は、金属を超え、ガラスを超える、工業用プラスチック素材ですが、5大汎用エンプラのうち4種はMGCの自社開発技術で作られています。
DVDやCD等の材料となるポリカーボネート、自動車のギアやカムなどの材料となるポリアセタール、家電やOA機器の主要パーツとなるポリフェニレンエーテルなど、構造材から機能材まで多くのエンプラが使われています。
1961年に開発されたポリカーボネートは、ガラスの250倍以上の耐衝撃性と高い透明性を備え、耐熱性、寸安定性にも優れています。開発は困難を極めましたが、素材に関する深い知識と経験をもとに、1971年に量産技術を確立し、あらゆる産業で用いられています。しかし、MGCの技術への挑戦はそこで終わりません。
最先端技術を結集し、液晶TVのパネルに使用されるユーピロン・フィルムやシートの開発、近年のデジタルカメラやスマートフォンの小型化・軽量化などのニーズに答え、市場の注目を浴びている光学レンズ材料・特殊ポリカーボネートのユピゼータなど、市場に要求される製品を世に送り出し続けています。

fields-img-gousei02

市場を見据え、グローバル化を推進

現在、ポリカーボネートは鹿島工場で年間12万トン、タイ工場で14万トンの生産能力をもち、国内市場ではトップシェアを誇っています。2012年の5月には上海に生産能力年8万トンの新拠点を完工、需要拡大が進む中国市場に対応します。また、ポリアセタールはタイ工場で増産体制を確立したほか、ポリフェニレンエーテルは旭化成との合弁でシンガポールにおける事業化をスタートさせるなど、国際的なネットワークの拡充をも進めています。もちろん、生産のグローバル化に続き、高付加価値製品の開発も競争力を高めるうえで欠かせません。特殊ポリマーの開発、フィルム化技術の向上、さまざまな機能付与技術の確立などによる差別化の推進と併行して、1994年には三菱化成(現・三菱化学)との事業統合を行い、三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP)を発足させました。MEPでは、ユーピロン(ポリカーボネート樹脂)、ユピタール(ポリアセタール樹脂)、ユピエース(変性PPE樹脂)、レニー(ポリアミドMXD6樹脂)などのMGC製品を取り扱い、さらに充実したテクニカルサービスや市場開発を行っています。
MGCは早くからこの分野の製品開発を手掛け、エンプラのリーディングカンパニーとして知られてきました。これからも素材メーカーとしての開発力、市場ニーズをつかむ情報収集力と加工技術で、次の可能性へ挑戦し続けていく部門です。

合成樹脂事業の事業拠点

  • 東京テクノパーク
  • 鹿島工場
  • 四日市工場

合成樹脂事業で働く社員

  • 前原通彦
  • 山川晃生
  • 梶健司