企業情報

index.html

水島工場

拠点紹介


2.水島工場

世界にも例をみない超強酸技術で独創的な製品を創出

1960年、日本樹脂化学工業の水島工場として水島臨海工業地域の中に誕生した水島工場が、化学工業界において広く知られるようになったのは、8年後の日本瓦斯化学時代に導入した「超強酸触媒」の成果によってでした。世界でも初めての挑戦によって混合キシレンの分離に成功し、さらに独自の気相酸化や液相酸化を組み合わせることで、さまざまな芳香族化学品の事業を展開していったのです。1971年に三菱ガス化学(三菱瓦斯化学)水島工場となってからも、ここから生み出されるメタキシレン、パラキシレン、オルソキシレン、無水フタル酸、無水マレイン酸、可塑剤、イソフタル酸、テレフタル酸、キシレン樹脂は、繊維、塗料、溶剤、食品包装材料や自動車部品などの原料として、広く使われています。また、1980年からは、新潟工場とは異なるプロセスによるホルマリンの生産も開始し、市場に需要に応えています。

about-kenkyuu-mizushima01
3つのグループによる多様な研究テーマ

R&D部門である研究技術部は研究技術グループ、製造技術グループ、開発試作課で構成されます。「研究技術グループ」が手掛けているのは、ポリオールやキシレン樹脂、テレフタル酸の製造研究と、核水添ポリカルボン酸類、新規アルデヒドなどの開発です。「製造技術グループ」はテレフタル酸の新規技術開発や、ポリオールや芳香族アルデヒド、メタキシレンジアミン(MXDA)の生産に関する技術フォローなどが主なテーマになります。「開発試作課」は研究技術部が開発する新製品の試作と製造を行っています。

about-kenkyuu-mizushima02
西日本におけるMGCの主力工場として

水島工場の組織的な位置づけは、芳香族事業の主管工場となります。しかし、その主力製品のひとつであるMXナイロンとその主要原料であるメタキシレンジアミン(MXDA)を新潟工場で生産し、また天然ガス事業の製品であるホルマリンを水島工場でも生産していることでもわかるように、水島と新潟はMGCの東西を代表する主力工場として、お互いに独自の技術を開発するとともに、補完しあいながら事業を支えているのです。水島工場のメインプラントである超強酸技術によるキシレン異性化装置からは、独創的な製品が次々と生まれてきました。今後も、この分野の特殊化学品を中心に、事業の拡大とラインアップの拡充を図っていきます。

水島工場で働く社員

  • 加野奈央美